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住みながら家を売るメリット・デメリットは?売却方法や成功させるためのコツも解説

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住みながら家を売るメリット・デメリットは?売却方法や成功させるためのコツも解説

住みながら家を売る場合、実際の暮らしぶりを内覧者に伝えられるため、実際の生活イメージが湧きやすくなり、プラス評価につながる可能性があります。

一方で、売却と新居購入のタイミング次第では仮住まいが必要になり、思わぬ費用が発生することも少なくありません。

本記事では、住みながら家を売るメリット・デメリットや注意点を解説します。

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住みながら家を売る3つのメリット(売るべきといわれる理由)

住みながら家を売る3つのメリット(売るべきといわれる理由)

具体的にみていきましょう。

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1.売れるまでの居住費用がかからない

住みながら家を売るメリットは、売却が決まり引っ越すまでは、仮住まいなどの新たな居住費用が発生しない点です。

引っ越してから家を売ると、売却前から転居に関する費用が発生します。住みながら家を売る場合は、売却後に新居の購入や引っ越しをするため、これらの費用はかかりません。

 新居を購入賃貸に住み替え賃貸に仮住まい(空き家で売却活動後に
転居)
引っ越してから
売却
売却までダブルローンを
組むことがある
賃料が発生するのは
売却前
売却前から仮住まいが
必須
住みながら
売却
ダブルローンを
組むことはない
賃料が発生するのは
売却後
売却後から仮住まい
することがある
住みながら
売却するメリット
月々の返済が二重に
なることはないため、
資金繰りしやすい
売却までの賃料は
発生しないため
節約できる
仮住まいは不要、
あるいは売却までの
賃料は発生しないため
節約できる

新居を購入する

物件の売却は、ローンを完済していることが条件になります。新居をローンで購入する場合、売却する物件のローンを売却代金で完済するなら、家が売れるまでダブルローンになります。

住みながら家を売る場合は、売却後に新居を購入します。新居を購入する際には、基本的にはすでにローンを完済している前提のため、ダブルローンを組むことはありません。月々の返済が二重になることはないため、資金繰りがしやすいでしょう。

関連記事:住宅ローンがあるけど引っ越したい場合の選択肢は?家を手放せないケースや注意点も解説

賃貸に住み替え

住みながら家を売るなら、転居先の賃貸に引っ越すタイミングは売却後に家を引き渡すときです。引っ越しを先送りできるため、その分の賃料を節約できます。

賃貸に仮住まい

下記のような場合は、仮住まいが必須です。

  • 売却代金を元手に新居を購入予定で、空き家の状態で売りに出したい
  • 定住する新居は未定だが、何らかの事情ですぐに家を離れたい

定住する新居に引っ越すまで、賃料が発生します。住みながら家を売るなら、売却と引っ越しのタイミングが合えば仮住まいは不要です。仮住まいが必要となっても、先に引っ越すケースより短期間で済むため負担は軽減します。

以上のように、住みながら家を売る場合は、売却活動中に新たな出費がかからず経済的です。

引っ越しでは、新居の初期費用や家具の運送費など、まとまったお金が必要になります。住みながら家を売る方法では、売却する物件のローン残債次第で、こうした出費を売却代金で工面できます。

すべてを自己資金から用意せずに済むため、経済的なゆとりがない場合も転居がしやすくなります。

さらに、住みながら家を売る場合、売却代金の金額や受取時期が確定してから新居を決められます。無理や無駄の少ない新居選びがしやすく、より堅実な資産計画が可能でしょう。

関連記事:【家の処分】自宅を賢く整理する7つの方法|費用と手順を解説

2.実際の暮らしぶりを内覧者に伝えられる


家に住みながら売却活動をすると、実際の暮らしぶりを内覧者に伝えられるメリットがあります。

具体的には、下記のような点を見てもらったり、直接話したりできます。

  • オーナーの人柄
  • 家具や家電などのレイアウト
  • 売り手だからこそ分かる物件の魅力
  • 周辺の治安や騒音

どのような暮らしをしているか見られるため、空き家よりも実際のイメージがわきます。

また、家具や家電の残置物の交渉ができるのも、住みながらの売却ならではです。型が新しく綺麗、買うと高額になるようなものなら、譲り受けたいと考える買い手がいるかもしれません。買い手は費用を抑えられ、プラスの評価につながる可能性もあります。

3.手入れや掃除で空室による劣化を防げる

家に住みながら売るメリットとして、空室による劣化を防げる点もあります。

居住していれば日常的に換気・掃除・庭の手入れなどをするので、家のメンテナンスを自然におこなえます。

対して、家を空室のままにしていると、日常的な換気や手入れ、設備の使用がなくなります。そのため、下記のような劣化が懸念されます。

  • カビやサビの発生
  • クロス焼け
  • 排水溝から発生する臭い
  • (実装済の場合)エアコンや天井カセット、給湯器の劣化

カビやサビはそのまま放置することで、状態悪化がどんどん進みます。売却成功を意識するなら、定期的に通って手入れをしたり、管理サービスを外注したりする必要性が出てきます。

住みながらの売却なら、日常的に手入れをおこなえます。空室による劣化を防ぎやすいため、状態を維持しながら売却活動に臨めるでしょう。

関連記事:
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住みながら家を売る4つのデメリット

住みながら家を売る4つのデメリット

1.スケジュールを調整する必要がある

家に住みながら売る際は、内覧時に備えてスケジュール調整をしなければなりません。

住んでいる家に内覧者が来るため、希望時間に合わせて家族で予定を合わせる必要があります。

特に、週末は内覧が集中しがちです。毎週末に子供の習い事の送迎がある方や、頻繁に来客がある方は、売却期間中は内覧者のスケジュールと調整する手間がかかります。

また、急な内覧申し込みが入り、対応に追われることもありうるでしょう。

対して空き家の場合、内覧対応を不動産会社に任せられるため、無理に予定を空けなくても問題ありません。

関連記事:不動産売却(マンション・戸建・土地)の体験談|後悔しない売却のコツ

2.生活感が印象を下げる可能性がある

生活感がありすぎると、買い手の印象を下げる可能性があります。そのため、下記のような状態にならないよう配慮が必要です。

  • 室内に物が多く散らかっている
  • 設備や壁に傷や汚れがある

整理整頓や手入れを怠ると、家が狭く感じたり、使用感が出たりします。内覧者が抱く新しい住まいのイメージとのギャップが生じ、買い手が見つかりづらくなる恐れがあります。

常に整理整頓や手入れをしなければならないことを、デメリットと感じる方もいるでしょう。

毎日片付けをするのが難しい場合は、住み替え先で使用しないものは処分する、貸し倉庫に保管するなどの方法もあります。

関連記事:家が売れない原因は?戸建て売却が難しいときに検討すべき対策を解説

3.内覧者が細かいところまで見られない


家に住みながら売却活動する際のデメリットとして、内覧者が売主に遠慮して細かいところまで見られない点もあります。

居住中の家の内覧では、買い手は先住者の生活圏に踏み入ることになります。クローゼットの中や子供部屋など、家を決めるときに重要視する場所を満足に見られず、購入に至らないことも懸念されるでしょう。

収納スペースや子供部屋などは、綺麗な状態に整理して、できるだけ見せられるように努めることが大切です。

4.売却後、仮住まいの可能性がある

住みながら家の売却が成立して家を明け渡したあと、自身の新居への引っ越しが間に合わず、仮住まいが必要になるケースがあります

売買契約から物件を明け渡すまでに、売り手は転居しなければなりません。引き渡し時は原則、空室にしなければならないからです。

もし、新居への引っ越しが間に合わないと、仮住まいすることになります。契約から引き渡しまでの期間は、通常1カ月程度です。売却はいつ成立するかわかりません。

成約後すぐに行動できるよう引っ越し手順を想定しながら、売却活動をおこないましょう。

住みながら家を売る方法は3通り

  • 仲介
  • 買取
  • リースバック

売却目的や自分の状況に合った売却方法を選択できるよう、それぞれの特徴を把握しておきましょう。

仲介

仲介とは、売主と買主の間に不動産会社が入り、売買契約成立をサポートする売却方法です。

不動産会社が、不動産ポータルサイトやインターネット広告など、さまざまな広告媒体を利用して幅広く買主を探します。そのため、とくに駅近や築浅など需要が高い不動産は買い手が見つかりやすく、相場に近い価格で売却できる可能性があります。

ただし、内覧の日程調整や契約条件の交渉などに時間がかかり、売却完了までに半年近くかかる場合もあります。

仲介での売却は、時間がかかってもできるだけ高い金額で売却したい方におすすめです。

参考までに、株式会社NEXERとTAQSIE(タクシエ)が将来的に不動産売却を考えている方を対象に実施した調査では、「仲介で買主を探したい」と回答した方が全体の53.3%でした。

出典:「【将来的に不動産売却を考えている男女に調査】64.7%が、早さよりも「納得できるまでこだわって売却したい」」(PR TIMES)

仲介での売却を希望する理由として、以下のような声が寄せられています。

・安定感があり信頼できる。(20代・男性)

・高く売りたい。(30代・男性)

・買取でスピーディーに片付けたいが、安いから。(30代・女性)

・安心感と納得感がありそうだから。(40代・女性)

・不動産のことは知識がないのでプロに頼りたい。(50代・男性)

・特に売り急いでいないので、できるだけ高く売りたい。(50代・女性)

引用:「【将来的に不動産売却を考えている男女に調査】64.7%が、早さよりも「納得できるまでこだわって売却したい」」(PR TIMES)

調査結果から仲介での売却は、売り急いでなくできるだけ高く売却したい方や、取引の安心感・信頼感を重視する方が選択する傾向にあるといえます。

関連記事:不動産を売りたい際の相談先はどこ?売却の流れに沿って相談先を紹介

買取

買取とは、不動産会社が買主となり直接物件を買い取る方法です。買主を探すための売却活動の工程がなく、1週間〜1ヶ月程度で家を現金化できる点が大きな特徴です。

また、買取の場合、仲介では買い手が見つかりにくい築古の家でも売却できる可能性があります。不動産会社は、リフォームやリノベーションをして再販することを前提として物件を買い取るからです。

ただし、売却価格は相場の7~8割程度が一般的です。再販時にかかる経費や不動産会社が得る利益などが差し引かれるからです。

買取による売却は、短期間で家を現金化したい方や、築年数が古く修繕が必要な箇所がある家を手放したい方などに向いています。

なお、株式会社NEXERとTAQSIE(タクシエ)が買取での不動産売却経験者を対象に実施した調査では、買取を選んだ理由として最も多かったのは「早く現金化したかった(33.3%)」でした。

出典:「【不動産買取で不動産を手放したことがある方に調査】不動産買取を選んだ理由ランキング!」(PR TIMES)

この調査結果から買取による売却は、売却価格よりもスピーディーな売却を重視する方に選ばれやすいことがわかります。

買取と仲介のどちらの売却方法が適しているか判断に迷う場合は、両方を並行して進めるとよいでしょう。

関連記事:

不動産買取とは?おすすめ買取業者や選び方の注意点、よくあるトラブルも解説
不動産買取とは? 買取の種類や仲介との違い、業者の選び方、成功ポイントを解説

リースバック

リースバックは、不動産会社に自宅を売却し、売却代金を受け取ったあと、賃貸借契約を交わす仕組みです。利用者は、設定された月々の家賃を支払い、売却した家に継続して居住できます。

家の所有権がなくなり、固定資産税などの支払いが不要になります。また、不動産会社が家を購入するため、買い手を探す必要がありません。まとまった資金が通常の売却よりも短期間で手に入るでしょう。

ただし、リースバックの買い取り額は通常の売却より低い傾向にあります。また、家賃が相場より高くなる可能性がある点に注意をしなければなりません。

関連記事:リースバックとは?家を売っても住み続けられる仕組みやメリット・デメリットなどを解説

住みながら家を売る流れ

住みながら家を売る流れ

住みながら家を売る流れは、以下のとおりです。

  1. 不動産会社に査定を依頼する
  2. 不動産会社と媒介契約を締結する(仲介の場合)
  3. 不動産会社が売却活動を開始する(仲介の場合)
  4. 売買契約を締結する
  5. 新居に引っ越す
  6. 決済と同日に家の引き渡しを行う

それぞれの工程について解説します。

1.不動産会社に査定を依頼する

家を売却する際は、まず不動産会社に査定を依頼します。査定を依頼することで売却見込み額を把握でき、相場に見合った適正な売り出し価格を設定しやすくなります

主な査定方法は、以下の2つです。

査定方法

概要

机上査定

物件の立地や築年数、類似物件の成約事例などのデータにもとづき査定額を算出する方法

訪問査定

実際に現地に赴き、建物の状態や接道状況、周辺環境などを確認して査定額を算出する方法

机上査定は、現地調査を行わず物件の所在地や築年数などの基本情報をもとに査定額を算出するため、短時間で査定結果がわかります。ただし、建物の劣化状態や日当たりなどは査定額に反映されていないことから、手間をかけずにおおよその売却見込み額を把握したい方におすすめです。

一方、訪問査定は現地で実際に物件の状態を確認してから査定するため、机上査定よりも精度の高い査定結果を得られます。そのため、本格的に売却を検討している方は、訪問査定が向いています。

関連記事:
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2.不動産会社と媒介契約を締結する(仲介の場合)

仲介で家を売却する場合は、不動産会社との媒介契約締結を実施します。媒介契約とは、不動産会社に仲介業務を依頼するために結ぶ契約です。

媒介契約には、一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約の3種類があります。

媒介契約の種類

一般媒介契約

専任媒介契約

専属専任媒介契約

依頼可能な社数

複数社

1社のみ

1社のみ

買主との直接取引

可能

可能

不可能

契約期間

期間制限なし

3ヶ月以内

3ヶ月以内

売主への報告頻度

報告義務なし

2週間に1回以上

1週間に1回以上

レインズへの登録期限

登録義務なし

媒介契約締結後から7日以内

媒介契約締結後から5日以内

参考:「媒介契約の種類」(国土交通省)

一般媒介契約では、幅広く買主を探せるため早期の売却が期待できます。

専任媒介契約は、売却の自由度を残しつつ、販売活動の進捗状況を把握しながら売却を進めたい方におすすめです。

専属専任媒介契約は、売却活動をすべて不動産会社に任せ、進捗状況を把握しながら売却を進めたい方に向いています。

なお、買取で売却する場合は不動産会社が買主となるため、媒介契約の締結は不要です。

関連記事:専任媒介契約をした不動産が売れない!途中解約すべき?対処法を解説

3.不動産会社が売却活動を開始する(仲介の場合)

仲介の場合は媒介契約の締結後、不動産会社が売却活動を開始します。具体的には、以下のような活動を行って買主を探します。

  • 自社ホームページや不動産ポータルサイトへ物件情報を掲載
  • レインズへ物件情報を登録
  • インターネット広告やSNSで物件をPR
  • チラシの配布
  • 既存顧客への物件紹介

物件の売り出し後、すぐに内覧希望者が現れる場合もあるため、売主は室内を整理整頓し内覧に備えておく必要があります。

4.売買契約を締結する

売主と買主の双方が契約条件に合意したら、不動産会社の立ち会いのもとで売買契約を締結します。売買契約時、売主は買主から手付金を受け取ります。また、このタイミングで不動産会社に仲介手数料の50%を支払うのが一般的です。

買取の場合は不動産会社が買主なので、仲介手数料は発生しません。

5.新居に引っ越す

売買契約が成立したら、新居に引っ越す準備を進めます。決済日までに退去できるよう、引っ越し日や新居の入居時期を調整しておくことが重要です。

売却と新居購入のタイミングが合わない場合は、ウィークリーマンションなどの仮住まいを手配する必要があります。

6.決済と同日に家の引き渡しを行う

売買契約の締結後、買主から残代金を受け取り物件を引き渡します。決済は、買主・売主・不動産会社・司法書士の立ち会いのもと、金融機関で行われるのが一般的です。

住宅ローン残債がある場合は、このタイミングで完済し抵当権を抹消します。また、売主は不動産会社に仲介手数料の残額を支払います。決済が完了し、買主に売却した家の鍵を渡したら取引は完了です。

関連記事:抵当権とは?設定されている土地の売買や抹消手続き、税金対策をわかりやすく解説

住みながら家の売却を成功させる6つのコツ

住みながら家の売却を成功させる6つのコツ

住みながら家を売る際のコツとして、次の6つを紹介します。

住みながら家を売る際のデメリットを払拭して満足いく売却につなげるためには、上記のコツをしっかりと押さえましょう。

それでは具体的に解説します。

1.複数社に査定依頼する

住みながら家の売却をする際は、複数の不動産会社に査定依頼をしましょう。

家の売却では叶えたい希望や、解消したい不安・悩みがあるはずです。こういったことを気兼ねなく相談できる仲介担当者であるかが、不動産会社・担当者選びでは重要です。

複数の不動産会社に査定依頼して、価格だけでなく、その根拠や売却戦略、担当者の人柄や印象などを十分に比較検討します。これが、売却活動を成功させるコツです。

売り手の意向を最大限に尊重したうえで、誠実にサポートしてくれる不動産会社・担当者を見つけられれば、満足いく売却につながります。

誠実にサポートしてくれる不動産会社・担当者を探すなら「TAQSIE(タクシエ)なっとく提案売却コース(仲介)」がおすすめです。物件情報を入力すると、査定額だけではなく、厳選された不動産の仲介担当者から売買戦略の提案を受けられます。

また、質問や相談はチャットや面談でできます。契約する前に人柄を知れるので、相性のよい仲介担当者を選びやすいでしょう。

関連記事:

家を売るときの査定はどこに依頼する?選び方や成功ポイント・注意点を解説

不動産は査定だけ依頼しても大丈夫?家やマンションの無料査定の注意点・デメリットも紹介

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2.家を綺麗に保つ

家を綺麗に保ち、内覧時に清潔感をアピールすることが、住みながら売却を成功させるためのコツです。

特に下記の部分に注意して、家の掃除をしましょう。

  • 玄関
  • 水回り
  • ベランダ
  • クローゼットの中

玄関は家の顔であるため、第一印象として大きな影響を与えます。浴室やキッチンなどの水回りは、カビやサビが発生していないか確認しましょう。掃除をしても落ちない頑固な汚れは、業者に依頼するのも一つの手段です。

また、手入れが疎かになりがちなベランダも、内覧者は細かくチェックする可能性があります。忘れずに綺麗にしておきましょう。

クローゼットは整理整頓を意識して、生活感をなくします。日用品や洗濯物は、内覧者の目が届きづらいところに片付けると、印象を下げるリスクが減ります。

3.家の臭い対策をする


家に住みながら売却活動をする際は、家の臭い対策も重要です。

住宅の生活臭は、住人は気づきにくいですが、来訪者には気になるものです。イメージダウンにつながり、成約を逃す恐れがあります。

特にたばこの臭いやペットの臭いに注意し、下記のような対策をしましょう。

  • 消臭スプレーを使う
  • 芳香剤を置く
  • 内覧者が来る前に換気する
  • 臭いの付着しやすい布製品は洗濯する

風の通りが悪い場所でサーキュレーターや扇風機を使用することで、空気の循環がよくなり、消臭効果がさらに期待できます。

カーテン、カーペット、布団などの布製品は、洗濯で臭いを落としましょう。

関連記事:家が売れないのはなんで?ストレスに負けずに冷静に対処しよう

4.早めに売却の準備を進める

住みながら家を売る際、すぐに買い手が見つからないことも想定して、早めに売却の準備を進めることが大切です。

子供が進学するまで、転勤をするまでと売却期限を設けている方は、特に早めの行動を心掛けましょう。

住みながら家を売るケースではスケジュール調整が難しく、内覧が見送られて購入に至らないことがあります。

空き家状態で売却活動をするときより、売却までに時間がかかる傾向にある点に留意しておきましょう。

タイトなスケジュールで売却成立させるためには、販売に積極的で、かつ協力的な不動産会社・担当者に依頼することが肝要です。

TAQSIE(タクシエ)なっとく提案売却コース(仲介)」では、売却理由や物件情報など希望条件をもとに、あなたにぴったりな担当者をマッチングします。信頼できるパートナーがスムーズな売却をサポートいたします。

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5.内覧時の質問には丁寧な回答をする

内覧で質問を受けたら、丁寧な回答を心掛けましょう。

特に、住民目線の情報は貴重です。 近所づきあいや騒音、交通量が増える時間帯などは、インターネットで検索しても、実情がわかりづらいからです。実際に生活することをイメージできる回答によって、購入意欲が高まる可能性が大いにあります。

ただし、話しすぎには注意が必要です。家のよいところばかり一方的に伝えると、売りたい欲が透けて見えて不信感を抱かせます。内覧者の様子を見ながら、適度な距離を図りつつ魅力を伝えましょう。

住みにくい部分や近隣トラブルなど、デメリットも包み隠さず話したほうが、誠実な印象を与えられるときもあります。購入希望者は「何かネガティブな理由で売却するのか」と気にする方もいるため、売却理由を伝えられると、不安の払拭につながるでしょう。

関連記事:家を高く売却したい!準備から内覧当日まで対策のコツを解説

6.売却活動に合わせて新居探しをする

住みながら家を売却する際、売却活動に合わせて新居探しをしましょう。新居を見つけて引っ越すタイミングは、売却契約をして引き渡しをするまでの間がベストです。

売却代金を引っ越し資金に充てられるうえ、仮住まいを回避し、効率のよい引っ越しができるからです。

売却活動中は、内覧の予定を縫って新居を探し、候補を絞っておきましょう。引き渡し日と転居日を同日~数日以内に設定できれば、一度の引っ越し作業で住み替えを完了できます。

関連記事:買ってはいけない中古住宅の特徴とは?物件選びで失敗しないための3つのポイント

住みながら家を売ることに関するよくある質問


住みながら家を売ることに関する質問を、以下にまとめました。

リースバックはやばい?後悔しない?

リースバックで後悔する点として、居住期間が限られていることや家賃が高くて払えなくなることが挙げられます。

リースバックで後悔しないためには、下記の契約内容をしっかりとチェックしましょう。

  • 売却価格
  • 賃貸価格
  • 居住期間

リースバックの契約期間は、2~3年に設定されていることがほとんどです。

契約内容を確認したうえで活用しましょう。長く住み続けたい方は、契約期間を長めに設定しているか、契約の更新ができる普通借家契約に対応した不動産会社を選びましょう。

売却価格と家賃が適正かどうかは、物件家賃の相場や見積もりを比較したうえで検討することが大切です。

関連記事:リースバックで後悔したくない!トラブル事例と対策を解説

家を売ったら確定申告が必要?

家の売却では、確定申告が必要なケースと不要なケースがあります。必要なケースは下記のとおりです。

  • 譲渡益が生じた
  • 譲渡損失が生じたので、譲渡所得の特例を受けたい

譲渡益、つまり物件を売却した利益は、譲渡所得に区分されます。譲渡所得額は、売却金額から取得費と譲渡費用を差し引いて計算します。

譲渡所得額 = 譲渡価額(売却金額) - (取得費 + 譲渡費用)

※ 取得費:購入時にかかった費用(減価償却費相当額を差し引いた購入費、仲介手数料など)
※ 譲渡費用:売却時にかかった費用(仲介手数料、測量費、売買契約書の印紙代など)

譲渡所得金額がプラスの場合は、確定申告をしたうえで譲渡所得税を納める義務があります。最高3,000万円までは控除を受けられる特例が設けられているので、忘れずに申告しましょう。

譲渡所得金額がマイナス、つまり譲渡損失が生じた場合は、納税はなく確定申告の義務もありません。しかし、条件次第で損益通算や繰越控除ができる特例があるので、確定申告をすることをおすすめします。

確定申告と譲渡所得税の納付は、売却した翌年2月16日~3月15日の期間内に必ずおこないましょう。

参照:土地や建物を売ったとき|国税庁 (nta.go.jp)

関連記事:家を売るときの税金はいくら?売る際のシミュレーション例や節税対策を徹底解説

住みながら家を売るなら「TAQSIE(タクシエ)」に相談を

住みながら家を売ると、売却までの出費を抑えながら堅実な資産計画ができます。内覧に直接かかわれることは、物件の魅力を買い手にアピールできるメリットになるでしょう。

反面、スケジュール調整や、生活感を出さないための掃除など、手間が発生する点ではデメリットにもなります。

住みながら家を売る方法は、焦って安く売る必要性が低く、納得のいく売却活動をしやすいのが魅力です。

しかし、売却が決まらなければ次の行動に移れず、いつまでも引っ越しができません。自身の希望に沿った売却を実現するためには、不動産会社や担当者をしっかり選ぶことが重要です。

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落合晃
三菱地所リアルエステートサービス 新事業推進部  「不動産売却マスター」編集長
【保有資格】宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、衛生管理者、ファイナンシャルプランナー3級
2008年入社。人事部門で福利厚生制度などの企画運営、住宅賃貸部門でタワーマンション営業所長、高級賃貸マンション企画などを経て、2018年より経営企画部で主に事業開発を担当し、複数の新規事業立上げに従事。2020年度三菱マーケティング研究会ビジネスプランコンテスト最優秀賞受賞。「TAQSIE」では初期構想から推進役を担い、現在もプロジェクト全般に関わっている。 「不動産の売却に特化した情報を発信する『不動産売却マスター』編集部です。不動産の売却や買取をスムーズに進めるポイントや、税金、費用などをわかりやすく解説します」
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