タワーマンションの売却を検討しているものの、どのタイミングで売却するのがよいか悩んでいる方もいるでしょう。
タワーマンションを売却するタイミングは、不動産価格指数や物件の所有期間に応じた譲渡所得税の税率が判断材料になります。また、経済状況やタワーマンションの立地などによって売却のしやすさが変わるため、自分の状況に適した売却方法を選択することも重要です。
本記事では、タワーマンションの売却に適したタイミングやかかる税金などについて解説します。
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タワーマンションの売却タイミングはいつ?
タワーマンションの売却に適したタイミングは、以下の通りです。
- 不動産価格指数が上昇している時期
- 所有してから5年、10年を経過したタイミング
それぞれの内容を解説します。
不動産価格指数が上昇している時期
タワーマンションの売却を成功させるためには、不動産価格指数が全体的に上昇している時期を狙うとよいでしょう。価格が上昇している時期は市場が活発になるため、高値での売却が実現しやすくなります。
不動産価格指数とは、全国の不動産の取引価格情報をもとに不動産価格の動向を指数化したもので、国土交通省が毎月公表しています。2025年7月時点でマンションの価格指数は上昇傾向です。
出典:「不動産価格指数(令和7年7月・令和7年第2四半期分)」(国土交通省)
他の不動産と比べてマンションの価格指数は大きく伸びていますが、不動産の売却価格は景気や経済状況に影響を受けるため、このまま上昇し続けるとは限りません。価格が上昇している時期に売却したい場合は、早めに売却の準備を進めましょう。
所有してから5年、10年を経過したタイミング
タワーマンションの売却を検討する際には、所有期間が5年、10年を超えるタイミングを意識しましょう。不動産売却時にかかる譲渡所得税の税率が変わるからです。
譲渡所得税とは、譲渡所得(売却益)に対して課税される所得税と復興特別所得税、住民税の総称です。売却した年の1月1日時点での所有期間が5年を超えるかどうかで、税率が以下のように異なります。
不動産の所有期間 | 譲渡所得税の税率 |
|---|
5年超(長期譲渡所得) | 20.315% |
5年以下(短期譲渡所得) | 39.63% |
参考:「土地や建物を売ったとき」(国税庁)
また、居住用のタワーマンションで、所有期間が10年を超えてから売却する場合、所定の要件を満たせば軽減税率の特例を受けられます。軽減税率の特例とは、長期譲渡所得に対して通常よりも低い税率が適用される制度です。
軽減税率が適用されると、長期譲渡所得6,000万円までの部分は、税率が14.21%になります(※)。税率が低くなるタイミングでタワーマンションを売却すれば、資金を手元により多く残せます。
(※)「土地や建物を売ったとき」(国税庁)
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売却しやすいタワーマンションの特徴
売却しやすいタワーマンションの特徴は、以下の3つです。
- 立地が良い
- 日当たり・眺望が良い
- 管理体制が充実している
それぞれの内容を解説します。
立地が良い
立地が良いタワーマンションは、売却しやすい傾向にあります。駅から近い、商業施設や病院が近くにあるなど利便性の高さが物件の付加価値となるからです。
とくに、駅から徒歩10分以内の中古マンションは、成約率が高くなります。公益財団法人東日本不動産流通機構の「年報マーケットウォッチ2024年度」によると、首都圏における中古マンションから駅までの距離別の成約率は、以下のとおりです。
中古マンションから駅までの距離 | 成約率 |
|---|
徒歩10分以内 | 68.3% |
徒歩11~20分以内 | 23.9% |
徒歩21分以上 | 1.6% |
参考:「中古マンションの駅からの交通別成約状況 首都圏」(公益財団法人東日本不動産流通機構)
駅から徒歩10分以内の中古マンションの成約率は68.3%であり、徒歩11〜20分以内と比較して約3倍の差があります。生活利便性が高いエリアにあるタワーマンションは賃貸需要も高いため、投資物件としての需要もあります。
日当たり・眺望が良い
売却しやすいタワーマンションの特徴として、日当たり・眺望が良いことも挙げられます。十分な日当たりが確保されている部屋は、湿気が溜まりにくく快適に過ごしやすい環境であり、需要が高いからです。
また、美しい夜景や花火大会、富士山などを望める高層階の場合は付加価値がつくため、より高値で売却しやすいです。
管理体制が充実している
管理体制が充実していることも、売却しやすいタワーマンションの特徴です。適切に管理・修繕が行われているタワーマンションは、資産価値を維持しやすいからです。
具体的には、以下のような点が買い手から高く評価されます。
- 共用部分の清掃が行き届き、清潔な状態に保たれている
- 将来の修繕に備えた修繕積立金の積立状況が健全である
- 管理組合の運営が適切で、大規模修繕が計画的に実施されている
上記のような管理状況が良好なタワーマンションは、将来性に対する懸念要素が少ないため、スムーズに売却できる傾向にあります。
売却しにくいタワーマンションの特徴
売却しにくいタワーマンションの特徴は、以下の3つです。
- 大規模修繕の予定が近い
- 修繕積立金・管理費が高い
- 学区の定員がオーバーしている地域にある
それぞれの内容を解説します。
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大規模修繕の予定が近い
タワマンのなかでも、大規模修繕の予定が近い物件は、売れにくい可能性があります。
タワマンが建ち始めたのは、1997年の建築基準法改正後です。タワマンのような大型マンションは15〜18年程度の周期で大規模修繕が必要となるため、2000年以降に建てられたマンションの多くはこれから次々大規模修繕がおこなわれます。
しかし、タワマンの大規模修繕は通常のマンションより費用がかかり、修繕積立金が引き上げられる可能性が高いのが一般的です。そのため大規模修繕が近いと考えられるマンションは、買い手が二の足を踏む傾向があります。
大規模修繕までに売り切りたいと考えている場合は、市場に出して個人の買い手を探すより、買取を視野にいれるのも方法のひとつです。
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修繕積立金・管理費が高い
売却しにくいタワーマンションの特徴として、修繕積立金・管理費が高いことも挙げられます。毎月支払う維持費が増え、家計に負担がかかるからです。
また、住宅ローンを組む場合は、高額な修繕積立金・管理費も考慮して返済比率を計算するため、審査に影響が出る可能性があります。
共用施設が充実している、管理が適切に行われているなど高い維持費を支払うメリットが明確にあると購入希望者に納得してもらいやすくなり、売却のハードルが下がるでしょう。
学区の定員がオーバーしている地域にある
学区の定員がオーバーしている地域にあるタワーマンションは、売れにくい傾向にあります。子育て世代とって、学区は住まいを選ぶうえでの重要な判断基準となるからです。
学区の定員がオーバーしていると子どもが学区内の学校に入学できず、遠くの学校に通うことになるリスクがあります。ファミリー層からの需要が低くなるため、別のターゲット層に向けた売却戦略を立てる必要があるでしょう。
タワーマンションの主な売却方法は仲介と買取の2種類

タワマンに限らず不動産売却には、「買取」による売却と「仲介」による売却の2つの方法があります。
「買取」による売却とは、不動産会社に買主となってもらい、直接買い取ってもらう方法です。対して「仲介」による売却とは、不動産会社に買主(主に個人)を探してもらって売却する方法を指します。


売主にとっては、どちらも「タワマンを売却する」点では同じです。
しかし、両者は現金化までのスピードが決定的に違います。結論、急いで売却したい方は、「買取」を選ぶのがおすすめです。
「買取」による売却と「仲介」による売却の具体的な違いは以下のとおりです。
| | 「買取」による売却 | 「仲介」による売却 |
|---|
| 買主 | 不動産会社 | 仲介された個人 |
| 売却にかかる期間 | 5日〜1カ月程度 | 3〜6カ月程度 |
| 売却価格 | 相場価格よりも低くなる傾向がある | 相場価格で売却できる可能性がある |
| 契約不適合責任※ | ない | ある |
| 仲介手数料 | 不要 | 必要 |
| 内見 | ある (不動産買取会社による1回のみ) | ある |
※契約した内容通りのものを買主に引き渡す、売主が負う責任
仲介の場合、不動産会社がWebサイトやチラシなどの広告媒体を活用して広範囲で購入希望者を探すため、相場に近い価格で売却できる可能性があります。
買取では、仲介による売却のように買主を探す必要がないため、早ければ5日、おそくとも1カ月程度で買取が完了します。
リフォームしての再販を目的とする買取は、仲介と比較すると売却価格が安くなる傾向があるものの、「本当に売れるのか」「いつ買主が見つかるのか」といった心配をする必要なく迅速に売却に至れるのがメリットです。
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タワーマンションを買取で売却するメリット

タワーマンションを買取で売却するメリットは、以下のとおりです。
- 迅速に現金化できる(最短5日)
- 内覧などの手間をかけずに売却できる
- 売りに出していることを人に知られにくい
それぞれの内容を解説します。
迅速に現金化できる(最短5日)
「買取」による売却の最も大きなメリットは、タワマンを迅速に現金化できることです。
「買取」によるタワマンの売却は、「仲介」による売却と異なり、査定を受け価格に納得したらそのまま売買契約に進みます。買主を探すための販売活動をおこなわないので、迅速に現金化が可能です。急ぎ売却したい事情がある人や、「売りに出しているのになかなか売れない」といった人には最適です。
実際、株式会社NEXERとTAQSIE(タクシエ)による合同調査では、不動産買取で不動産を売却した方の33.3%が、買取を選んだ理由として「早く現金化したかった」と回答しています。

出典:「【不動産買取で不動産を手放したことがある方に調査】不動産買取を選んだ理由ランキング!」(PR TIMES)
ローンの返済や相続税の支払いなど、早急に現金が必要な場合は買取を検討するとよいでしょう。
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内覧などの手間をかけずに売却できる
個人の買主を探さない「買取」による売却では、内覧対応する必要がありません。内覧希望者が現れるたびにスケジュールを調整したり、部屋を片づけたりといった手間が不要です。
売りに出していることを人に知られにくい
「買取」による売却では、売却中に内覧会やポータルサイトへの掲載やチラシの配布といった活動を行いません。
そのため、売りに出していることを周囲に知られる心配がありません。
タワマンを手放す事情は人それぞれ異なります。物件を売りに出していることを、ご近所や知り合いに知られたくないときにはおすすめの方法です。
タワーマンションを買取で売却する際の注意点

「買取」によるタワマン売却のデメリットは、「仲介」による売却よりも価格が安くなる傾向があります(もちろん市況に左右されます)。これは、タワマンを買い取った不動産会社は、リフォームやリノベーションして第三者に再販するのが目的であることが理由です。
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「買取」によるタワーマンション売却の流れ
「買取」によるタワーマンション売却は、以下の流れで進むのが一般的です。
各ステップでどのようなことをおこなうのかを解説します。
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STEP1.タワーマンションの名義を確認する
タワマンに限らず、不動産は登記簿上の名義人でなければ売却できません。まずはタワマンの名義が誰になっているのかを確認しましょう。
比較的高額な傾向があるタワマンは、購入に際して共同名義になっているケースが少なくありません。もしタワマンの売却が離婚による場合は、共同名義になっているなら夫婦双方の合意が必要になる点に注意しましょう。
相続したタワマンなら相続登記が済んでいるかを確認し、まだのようなら手続きを進めましょう。
STEP2.買取に対応している不動産会社を探す
続いて「買取」による売却に対応している不動産会社を探します。再販を前提とする買取においては、物件の購入費に加え、リフォーム費用や売却までの維持管理費が必要です。それだけの資金が必要なので、買取に対応している不動産会社は限られているのが現状です。
買取に対応している不動産会社を探すなら、「買取専門」の一括査定サイトを活用すると便利です。一般的な一括査定サイトは「仲介」による売却が中心です。ですので、買取できる会社を結局自力で選別する手間がかかる可能性があります。詳しくは以下の記事をご覧ください。
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STEP3.タワーマンション買取の査定を受ける
「買取」による売却に対応している不動産会社を見つけたら、まずは机上査定を受け、それから訪問査定に進みます。机上査定とは、タワマンの立地や住戸のある階数、築年数などの物件情報をもとに簡易的に査定額を出す方法です。
簡易査定であまりに低い査定額を出す会社は候補から外し、2〜3社に絞ったうえで訪問査定を依頼するのがおすすめです。自分で会社を絞るのが難しいと考える場合、、「TAQSIE(タクシエ)」のようにはじめから実績豊富な大手不動産会社(最大5)から査定を受けられる買取専門の一括査定サイトを選ぶとよいでしょう。
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STEP4.売買契約を締結する
訪問査定を受けたなかから1社を選び、売買契約を結びます。
査定価格で売り出しても最終的にいくらで売れるかわからない仲介による売却とは違い、買取では査定価格=売却価格となります。そのため、最終的にもっとも高い査定額を出した会社と売買契約を締結するとよいでしょう。
売買契約に際しては、買取価格の5〜10%程度の手付金を受け取るのが一般的です。
STEP5.決済・引き渡しをおこなう
売買契約締結時に取り決めた日に、決済・引き渡しをおこないます。決済日には不動産会社から残金を受け取り、所有権移転の手続きを進めます。
売却に際しては決済日までに引越しを済ませるのが一般的ですが、買取は引き渡しまでスピーディーに進むので、引き渡し日を遅らせたい場合もあるでしょう。そのようなときには、売買契約を結ぶ際に不動産会社にあらかじめ相談しておくことが大切です。
タワーマンションの売却でかかる税金
タワーマンションを売却する際は、以下のような税金がかかります。
それぞれの内容を解説します。
譲渡所得税
タワーマンションの売却で利益を得た場合は、譲渡所得税がかかります。譲渡所得税額は、タワーマンションの売却価格から必要経費を差し引いて譲渡所得額を算出し、税率を乗じて求めます。
・譲渡所得額=売却価格-(取得費+譲渡費) ・譲渡所得税額=(譲渡所得額-特別控除)×税率 |
参考:「譲渡所得(土地や建物を譲渡したとき)」(国税庁)
タワーマンションの購入時にかかった費用(取得費)がわからないときは、売却価格の5%相当額を取得費としてみなして計算できます(※1)。
居住用のタワーマンションを売却する場合は、3,000万円の特別控除の特例が利用可能です(※2)。適用要件を満たすと所有期間の長短に関係なく譲渡所得から最大3,000万円を控除でき、納税額を抑えられます。
特例を適用する場合は、税務署に確定申告書を提出する必要があります。
(※1)「取得費がわからないとき」(国税庁)
(※2)「マイホームを売ったときの特例」(国税庁)
印紙税
売買契約書の作成時に収入印紙を貼付して、印紙税を納税する必要があります。印紙税とは、不動産の売買契約書や領収書などの課税文書に対して課税される税金です。
印紙税額は、売買契約書に記載されている契約金額によって異なります。
契約金額 | 印紙税額 | 軽減措置の印紙税額 |
|---|
1万円未満 | 非課税 | 非課税 |
1万円以上〜10万円以下 | 200円 | 200円 |
10万円超〜50万円以下 | 400円 | 200円 |
50万円超〜100万円以下 | 1,000円 | 500円 |
100万円超〜500万円以下 | 2,000円 | 1,000円 |
500万円超〜1,000万円以下 | 1万円 | 5,000円 |
1,000万円超〜5,000万円以下 | 2万円 | 1万円 |
5,000万円超〜1億円以下 | 6万円 | 3万円 |
1億円超〜5億円以下 | 10万円 | 6万円 |
5億円超〜10億円以下 | 20万円 | 16万円 |
10億円超〜50億円以下 | 40万円 | 32万円 |
50億円超 | 60万円 | 48万円 |
参考:「印紙税額の一覧表(その1)第1号文書から第4号文書まで」(国税庁)
契約金額が10万円を超える場合、2014年4月1日から2027年3月31日までに売買契約書が作成されていると軽減税率が適用されます(※)。
(※)「不動産売買契約書の印紙税の軽減措置」(国税庁)
登録免許税
住宅ローンを組んでいるタワーマンションを売却する場合、抵当権を抹消する際に登録免許税がかかります。登録免許税とは、不動産の登記や登録などに課される税金です。
抵当権抹消にかかる登録免許税の金額は、不動産1件ごとに1,000円です。マンションは、敷地権(土地)と占有部分(建物)は別の不動産として扱われるため、2,000円の登録免許税を納付します。
抹消手続きを司法書士に依頼する場合は、15,000円程度の依頼料もかかります。
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タワーマンションを高く買い取ってもらうポイント

タワマンをできるだけ高く買い取ってもらうためにできることをご紹介します。
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複数社に買取査定を依頼する
タワマンを高く買い取ってもらいたい場合にもっとも重要なのは、複数社に査定を依頼し買取査定の価格を比較することです。
同じ物件を査定に出しても、出される査定価格は不動産会社により異なります。お伝えしたように業者買取は再販が前提となりますが、どのようなリフォームをおこなうのかや得意としているターゲット層は不動産会社によって違うためです。
何度もお伝えしますが買取においては査定価格=売却価格となるので、高く査定してくれる会社を見つけることが何よりも大切です。
タワマンの買取が得意な会社の査定を受ける
買取は再販を前提におこなうものであるため、タワマンの買取実績が豊富な会社を選ぶと高く売れる可能性が高まります。
タワマンの買取に慣れた会社なら、再販ルートが確立しており購買層をつかんでいると考えられるためです。高く売れる見込みがあれば、買取価格も高くなる可能性があるでしょう。
相場価格を把握しておく
「買取」による売却の価格は「仲介」より安くなる傾向があります。相場価格をしっかりと把握し、大きく乖離していないか確認する必要があります。
タワマンをはじめとするマンションは集合住宅であるため、同じ建物内や近隣の類似物件の過去の売却データをもとにした査定が活発におこなわれています。精度も高いので、利用してみるとよいでしょう。
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タワーマンション買取を依頼する会社の選び方

買取でタワマンを売却したい場合、買い取ってもらう会社はどのように探せば良いのでしょうか?
買取専門の一括査定サイトを活用する
タワマンの買取業者を探す際、買取専門の一括査定サイトの利用がおすすめです。こちらは、買取を専門とする会社だけが登録しているサービスです。
通常、「一括査定サイト」は「仲介」による売却が中心です。しかし、買取専門の一括査定サイトを利用すれば、最初から買取業者のみが紹介され、効率的に買取手続きを進めることができます。
買取専門の一括査定サイトはTAQSIE(タクシエ)がおすすめ
タワマンの買取を一括査定するなら、 三菱地所グループが運営しているTAQSIE(タクシエ)スピード売却コース(買取)がおすすめです。
TAQSIE(タクシエ)は、日本国内でも数少ない買取に特化した一括査定サイトです。
最大3日以内に買取価格が提示される
タクシエでは、3日以内に買取価格が提示されます。
一般的な査定サイトでは回答のタイミングが不明確なことが多いですが、タクシエを利用すれば、3日以内での回答が確約され、スピーディーに買取を進めることができます。
実績豊富な最大5社が自動で選ばれる
一般的な査定サイトでは、提示された候補から自分で不動産会社を選ぶ必要があります。しかし、タクシエでは物件のエリアでの実績豊富な最大5社が自動的に選ばれるため、自分で候補を絞り込む手間が省けて効率的です。
チャットでやり取りできる
タクシエでは、買取価格を提示した最大5社の金額を比較し、疑問点がある場合や訪問査定を依頼したい場合はチャットでやり取りできるので、わずらわしさがありません。
タワーマンションを売却するならTAQSIE(タクシエ)に相談!
「買取」でタワーマンションを売却するときには、買取に慣れた業者に依頼すると高値での売却を期待できます。その際、買取専門の一括査定サイトを活用すると、スムーズに進められるのでおすすめです。
三菱地所グループが運営しているTAQSIE(タクシエ)では、買取専門の一括査定サイトを運営しています。ご自身で買取できる会社を調べる必要がなく、物件のエリアでの実績豊富な最大5社から3日以内に査定結果が出そろいます。
無料の会員登録で気軽にチャットで担当者と相談できるため、手間なくスピーディーに買取を進めたい方は、ぜひ利用をご検討ください。
三菱地所リアルエステートサービス 新事業推進部
「不動産売却マスター」編集長
【保有資格】宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、衛生管理者、ファイナンシャルプランナー3級
2008年入社。人事部門で福利厚生制度などの企画運営、住宅賃貸部門でタワーマンション営業所長、高級賃貸マンション企画などを経て、2018年より経営企画部で主に事業開発を担当し、複数の新規事業立上げに従事。2020年度三菱マーケティング研究会ビジネスプランコンテスト最優秀賞受賞。「TAQSIE」では初期構想から推進役を担い、現在もプロジェクト全般に関わっている。
「不動産の売却に特化した情報を発信する『不動産売却マスター』編集部です。不動産の売却や買取をスムーズに進めるポイントや、税金、費用などをわかりやすく解説します」