「マンションのAI査定とは何か知りたい」
「AI査定のメリットや注意点を知りたい」
「AI査定の精度を知りたい」
マンションの売却を検討している中でAI査定の存在を知り、詳しく調べて活用してみたいと考える方もいるでしょう。
結論からいうと、AI査定は参考程度の利用をおすすめします。あくまでデータを基に提示した価格です。人の手で査定するよりも、精度が下がります。
しかし、AI査定にはメリットがあり、とりあえず査定額を知っておきたい方に向いている査定方法です。
そこで今回は、AI査定の具体的なメリットや、利用するうえでの注意点を解説します。
記事の後半では、AI査定に向いているマンションの特徴や、シミュレーションの手順を紹介します。ぜひ最後までお読みください。
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マンションのAI査定とは
AI査定とは、過去におこなわれたマンションの売買事例のデータをもとに、AI（人工知能）
が査定額を算出する方法です。簡易査定や訪問査定と同じく、無料で依頼できます。
AI査定の特徴は、必要情報を入力するだけでおこなえる点です。マンションのAI査定ができるサービスは、不動産会社や不動産ポータルサイトなどがあげられます。
例えば「TAQSIE（タクシエ）なっとく提案コース（仲介）」があります。
三菱地所リアルエステートサービスが提供する「TAQSIE（タクシエ）」は、家の売却検討者と仲介エージェントのマッチングサイトです。
当コースには、マンション・戸建てのAI査定機能があります。登録頂いた物件情報をもとに、周辺事例からAIが売却時の相場価格を査定します。
ただし、査定結果の金額はあくまでも参考価格です。売主様のご希望金額や実際の売却プランは仲介担当者に相談してみましょう。まず参考になる価格を知るためにご活用ください。
マンションのAI査定の3つのメリット
マンションのAI査定をするメリットは下記の3つです。
AI査定は、売却価格を参考にするうえで便利な査定方法です。メリットを理解して、効果的に活用しましょう。それでは具体的に解説します。
1.スピーディーで手軽に査定結果がわかる
AI査定は、早く簡単にマンションの査定額を把握できるメリットがあります。査定額の表示にかかる時間を、他の査定方法と比較しました。
| 査定方法 |
査定額の表示にかかる時間 |
| AI査定 |
数秒～数分 |
| （机上査定）簡易査定 |
1～3日程度 |
| 訪問査定 |
1週間程度 |
AI査定はあらかじめ蓄積された大量の不動産データと、高度なアルゴリズムを用いた算出方法です。わずか数秒から数分程度で査定結果を表示します。
訪問査定は、不動産会社と訪問日の都合を合わせなくてはなりません。AI査定はデータを入力するだけで済み、手軽におこなえる点がメリットです。
関連記事：マンション売却査定の種類を解説！一括査定の精度はどれくらい？
2.営業担当者と直接やりとりしなくて済む
AI査定は営業担当者と電話でのやりとりが必要ないため、おおよその査定額をとりあえず知っておきたい方に適した方法です。
簡易査定や訪問査定では、不動産会社の営業担当者と電話・メールでのやり取りが生じます。まだどの会社に依頼したいか考えていない方にとって、負担に感じるでしょう。
「TAQSIE（タクシエ）」では、AI査定で相場をつかんだうえで、物件やエリアに応じてあなたに合った仲介担当者が紹介されます。仲介担当者の実績や人柄を把握してから正式に依頼ができます。
納得して選んだ担当者から売却の進め方や査定などの売却プランの提案を受けられるため、効率よく売却活動を進められるのがメリットです。
まずはAI査定でマンションの相場を知りたい方も気軽にご利用ください。
3.財産分与や遺産分割など幅広い目的で参考にできる
AI査定により家の価値が大まかにわかるため、下記の参考にできます。
- 離婚する場合
- 相続で遺産分割したい場合
- マンションの担保価値の参考にしたい場合
- マンションのエリア相場を大まかに知りたい場合
家の価値を大まかに把握すれば、現金化した際にいくら手元に残るかイメージできます。
離婚や相続など、持ち分に相当する額を現金で支払う必要があるときの参考になるでしょう。
マンションのAI査定の2つの注意点
マンションのAI査定は、メリットだけでなく下記の注意点もあります。
マンションの査定額を正確に知りたい方は、AI査定の注意点を把握したうえで利用しましょう。
1.取引実績によって査定精度に差が出る場合もある
AI査定は、マンションの売買実績によって精度に差が出ることもあります。所有しているマンションを査定しても、場合によっては参考になりません。
AI査定の査定基準は、レインズのデータや不動産会社の売買事例などがあげられます。レインズとは、全国の不動産会社が連携している不動産情報サイトです。過去の売買事例がデータとして登録されています。
AIはこうしたデータを基に査定額を算出しています。取引事例が少ないマンションや地方のマンションなどは、実際の価格と差が生じやすい点に注意が必要です。
2.査定額と実際の成約価格の間に差がある場合がある
AI査定は、眺望や方位、リフォームの有無などの情報を反映できません。そのため、実際の価格と査定額にギャップが生じることがあります。
正確にマンションの価格を知りたい方には、AI査定で相場感をつかんだうえで、訪問査定を依頼する方法がおすすめです。
「TAQSIE（タクシエ）なっとく提案コース（仲介）」では、AI査定で相場を理解したうえで、エリアや売却理由にマッチした不動産仲介担当者を3人紹介します。
それぞれから提案された売却プランや査定額を比較して依頼できるので、納得いく価格で売却したい方はご検討ください。
AI査定が向いているマンションの2つの特徴
AI査定に向いているマンションは2つの特徴があります。
上記のマンションがなぜAI査定と相性がよいのか、それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.過去の売買事例が多いマンション
AI査定が向いているマンションの特徴の一つが、過去の売買事例が多いマンションです。
AIは同じマンション内や近隣の類似物件との売買事例から、査定額を算出します。過去の事例が多いと、比較できるデータが豊富に存在するため、より正確な市場価値を算出することが可能です。
取引事例が少ないと、AIが参考にできる要素が少ないことから、実際価格に差が出る場合があります。
住戸数の多い大規模マンションは、設備や共有施設、管理体制などデータが充実している可能性があります。売買事例の少ないマンションより高度な査定が期待できるでしょう。
2.リフォーム履歴のないマンション
AI査定が向いているマンションは、リフォーム履歴のないマンションです。
AI査定が価格を算出する際は、同じ築年数の物件や市場データを基にしています。通常はリフォームすると物件の価値向上が見込まれますが、AIは実際の物件状況を踏まえた価値の算出ができません。
リフォーム済みの物件をAI査定すると、簡易査定や訪問査定よりも査定額と売却価格に差が生じやすくなります。
リフォームしていない物件なら、築年数から価値を算出するので、築年数に応じた金額が算出されます。
マンションのAI査定のシミュレーション
「TAQSIE（タクシエ）」でマンションのAI査定をする際のステップを解説します。3つのステップで進められます。
1.会員登録する
査定には無料の会員登録が必要です。「新規会員登録ページ」で、ご希望のメールアドレスとパスワードを入力するだけで登録が完了します。
2.マンション情報を入力
マンションの所在階数や総階数、築年数、物件の所在地（丁目・号・番地、マンション名など）を入力しましょう。
査定価格が表示される
登録したマンションの物件内容やエリア内の売買事例をもとに、目安となる査定価格が表示されます。価格の範囲も算出されるため、おおよその上限・下限の価格も把握できます。
「TAQSIE（タクシエ）なっとく提案コース（仲介）」では、AI査定で相場をつかんだうえで、仲介担当者から売却戦略の提案を受けられます。
仲介担当者は大手不動産会社38社から選ばれた、実績豊富な400人の精鋭ばかりです。マンション売却を予定している方は、ぜひご検討ください。
「TAQSIE（タクシエ）」のAI査定を活用して納得いく売却を
AI査定は、スピーディーかつ手軽にマンションの価格を把握できます。しかし、AIが提示する売却価格は、眺望やデザイン、リフォーム歴などの物件状況は加味していません。あくまで参考程度にとどめましょう。
マンションの売却を本格的に考えるのであれば、不動産担当者としっかり話し合うべきです。
「TAQSIE（タクシエ）」では、AI査定した後、物件情報やエリアを参考に、あなたにぴったりな担当者を3人紹介します。査定額だけでなく、担当者の人柄や実績を把握したうえで依頼できるので、ミスマッチを防げます。
マンションを納得いく価格で売却したい方は、まずは無料でできる会員登録をおこない、実績のある担当者に査定してもらいましょう。
