コミュニケーションを重視した
“出社したくなる”オフィス

株式会社ダブルスタンダード

株式会社ダブルスタンダード 様
https://double-std.com/

「顧客にイノベーションをもたらす、BEST OF THE BESTのパートナーとなる」をビジョンに掲げ、企業向けのシステム企画・開発やビッグデータの生成などをサービスとして展開している。

「コミュニケーションを重視した“出社したくなる”オフィス」のアイキャッチ画像
社員同士の打ち合わせや休憩などに活用されているフリースペース。

株式会社ダブルスタンダード様は2012年に設立されたIT企業。近年の業績拡大や「原則出社、固定席」という働き方に合わせて、旧オフィスより面積の広い場所への移転を希望していた。検討開始からわずか5カ月で新オフィスにて業務を開始した。

目次

株式会社ダブルスタンダード

執行役員
管理部長

和田光伸 氏

業容拡大を見据え移転を決断

株式会社ダブルスタンダードは、ビッグデータを取り扱い、情報の収集・抽出、データクレンジングなど様々な形で顧客の事業支援を行うIT企業。大手証券会社のネットサービスのシステムを構築・提供するなど、近年業績を伸ばしている。
現在の社員は約60名、アルバイトや常駐する協力会社スタッフも含めると80名前後で、今後の増員を考えると以前のオフィスは手狭だった。また、少し古さを感じていたのと『会議室が足りない』などの課題を解決するため移転を決断した。
渋谷・新宿・丸の内方面にクライアントが多く、そのアクセスも考慮し、ヒューリック青山外苑東通ビルに決定した。
今回移転を担当した同社の執行役員で管理部長の和田光伸氏は今回の移転についてこう語る。「旧オフィスは赤坂見附駅が最寄り駅で、ここは青山一丁目駅ですから、一駅しか変わらず通勤ルートに影響がないことも決め手の一つでした。駅からも近く、雨が降っていてもほとんど濡れずに出社できるので助かっています。」

内装はシリコンバレーのオフィスを参考に検討。ソファは企業ロゴと同様のレッドカラーを使用するなど、活発な印象を受けるデザインとした。

スピーディーな段取りで条件に合ったオフィスへ移転

同社は2021年10月から移転の検討をはじめ、5カ月後の翌年の3月には現オフィスにて業務を開始した。移転先の選定に関してはエリア選定から、候補出し、内覧2回、検討、決定まで、約1カ月で完了した。
同社は設立から複数回移転を経験している。今回は旧オフィスの課題点や移転先の要件などが明確であったこと、プロジェクトの流れを踏まえて意思決定を前倒しで行えたことなどがスピード移転につながった。
「システム開発という弊社の業務は、効率的な工程管理が非常に重要と日々感じていますので、移転プロジェクトも工程を意識しながら取り組みました。三菱地所リアルさんは過去の移転も担当してもらっていますので、今回もお互いテンポよくスムーズにやりとりができたと思います。候補物件もすぐに出していただくなど対応もスピーディーでした。結果として条件に合致したオフィスを選択できました。」

あえて出社する働き方

T企業といえば、コロナ禍で在宅勤務を推奨する会社が多く、それに合わせて面積を縮小するケースも見られるが、同社は事情が少し異なるという。「やりとりをするデータ容量が大きいので出社せざるを得ないという事情はあります。ただ、当社のメイン業務は企画や進行管理が多くを占めます。より良いご提案ができるよう数名のチームで取り組む機会が多く、コミュニケーションが円滑に進むよう、原則出社、チーム単位の固定席にしています。」
面積は旧オフィスから2倍近く広がり、一人あたりのスペースも確保できるようになった。移転してからは時差出勤も積極的に導入し全員が出社でも密回避を実現できているという。手狭だった打ち合わせスペースは執務室内に広々と設けられた。1対1のちょっとした打ち合わせやチーム単位のミーティングなどにも対応できるようテーブル席とカウンター席を設けている。

会議室の壁に木のルーバーを斜めに取り入れ、スタイリッシュなデザインとした。ガラスと組み合わせることで空間の独立と程よい解放感を両立させている。
クライアントとのミーティングに使用する会議室は4室。リモート会議にも対応している。

閑静で働きやすい環境

赤坂から青山への移転。距離はあまり離れていないが、雰囲気の違いを感じているそうだ。
「オフィスの周辺は静かで上品な雰囲気があり、社員からも『出社したくなる』と言われるほど好評です。窓一面には公園の緑が広がり、爽やかな気分で仕事に取り組めています。オフィスは社員で掃除をして綺麗な環境を保つなど、末永く大切にしていきたいですね。」
デザインはシリコンバレーのオフィスを参考とし、シンプルながらも明るく洗練されたイメージになるよう木材を多く取り入れている。顧客との打ち合わせには同社の会議室を使用することも多いが、好評の声もいただいているという。「お客様から『良いオフィスに入居できましたね』と言っていただける機会も多く嬉しいです。立地のブランド感やオフィスのデザインを考えるとリクルート効果も期待できると思います。」
同社の働き方に合った新オフィスが、同社のさらなる成長を促進させていくだろう。

執務室の通路。キャビネットの側面は木で囲み、温かみのある雰囲気にしている。
50~60人の社員が常時勤務する執務室。ビルの形状に合わせて半円を描くようにデスクを配置している。窓からはまるでパノラマのような、開放的な景色が広がる。

ヒューリック青山外苑東通ビル

所在地:
東京都港区南青山2丁目2-3
規模:
地上9階
構造:
鉄骨造
延床面積:
約11,155.37㎡(約3,374.49坪)
竣工:
2009年12月
交通:
東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目」駅徒歩1分
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※本事例の内容は公開当時のものです。

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