好循環が生まれるオフィスへ

株式会社Jey

代表取締役

佐々木里紗 氏

拠点統合を前提にオフィス探し

現在、社員数は13名で正社員のほか時短勤務や週3回勤務など様々な雇用形態の社員が働いている。今までは代官山のシェアオフィスを顧客との打ち合わせなどに活用し、事務業務は御茶ノ水のマンションの１室で行ってきた。2拠点を明確に使い分けていたが、勤務時間が異なる社員が分散されるとコミュニケーションを取る機会が少なく、課題に感じていた。また、創業から2年が経過し事業が拡大してきたことも踏まえて移転の検討を開始した。

全員で決めたオフィス

移転先は経営層で決めるケースが少なくないが、同社は雇用形態に関わらず、社員が良いと思えるオフィスで働きたいという想いがあり、社員全員で内覧をして検討を進めた。CIRCLES平河町は清潔感とおしゃれな雰囲気が好評で、ほぼ満場一致で決定したという。移転先の検討について代表取締役の佐々木里紗氏に話を伺った。
「別のフロアにはおしゃれな家具が配置されているモデルルームがあり、この広さで働くイメージがしやすかったことも決め手になりました。問い合わせをした際に、三菱地所リアルさんからのレスポンスが早く、手続きの段取りなどの不安を丁寧に解消してくださった点も安心できました。」エリア選定にあたっては同社の管理物件が都内に点在しており電車移動が多いため、電車でのアクセスの良さを条件とし、取引先が多いなどの理由から千代田区の平河町に決定した。
「平河町はオフィス街でありながら、皇居や歴史を感じさせる神社などの施設に近く、堅すぎず派手すぎない雰囲気に魅力を感じました。」

気づいたら仲良くなっていた

CIRCLES平河町に入居してから、以前よりメンバーの距離感が縮まったと感じているという。
「拠点が統合されたので、必然的に集まる頻度が増えて自然と会話も増えてきています。広さもちょうどよく、周りから聞こえてくる声で何となく誰が何をしているのかわかるのも良いですね。」

屋上テラスやコーヒースタンドが良い気分転換

CIRCLES平河町は屋上にテラス、1階にはコーヒースタンドが設けられている。共用部が充実している点も選定の決め手になったという。
「屋上テラスは、出社前の朝に気持ちをONに切り替えるために行ったり、ランチで利用するなど、使い方は社員によって様々ですね。また、忙しい時でも1階に降りればおいしいコーヒーが飲みに行けて嬉しいです。ICカードでの施錠など、セキュリティ環境が充実している点も良かったです。訪問いただいたお客様からも好評です。」

明るく開放的なコンパクトオフィス

オフィスのデザインは西海岸をベースにハワイアンなテイストも意識しながら設計。スケルトンの天井を活かしながら木やホワイトの部材を使用し、開放的で明るい雰囲気にした。中央の変形デスクはモンステラという葉をイメージしてつくられた。
「モンステラの花言葉は『うれしい便り』や『壮大な計画』です。穴が開いた葉から差し込む光の様子から、ハワイでは『希望の光を導く』といわれています。メンバーが希望の光を導き、壮大な計画を達成できる存在になってほしいという想いを込めました。」
こだわりが詰まったオフィス空間。社員からも「コミュニケーションが取りやすくなった」など、好評だという。

社員が前向きになれる環境づくり

同社は社員が働きやすい環境を常に模索し、オフィス環境や業務の改善を定期的に行っているという。
「私たちのコアビジネスである不動産管理業は『トラブル対応』や『残業が多い』など、マイナスイメージを持たれている部分もあるかと思います。ですが、社員にはそう思ってほしくない、前向きな気持ちで働けて好循環を生む環境にしたいと思っています。オフィス環境はもちろん、定期的に業務を見直し無駄な工程をなくしたり、お客様からの問い合わせに対しても社員がすぐお応えできるような仕組みづくりなどを積極的に行っています。現在は社員全員残業ゼロで稼働できています。」
新しい環境、新しい働き方を積極的に取り入れていく同社。これからの成長にも繋がっていくだろう。

CIRCLES平河町

所在地：

東京都千代田区平河町1丁目3-13

規模：

地上11階建

構造：

鉄筋コンクリート造

基準階面積：

94.37㎡（約28.55坪）

交通：

東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅徒歩3分
東京メトロ有楽町線「麹町」駅徒歩3分
東京メトロ半蔵門線・有楽町線・南北線「永田町」駅徒歩7分

※本事例の内容は公開当時のものです。