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不動産サービスに関する事例

若手発信で「風通しのよい
自由に働けるオフィス」を実現

明治安田アセットマネジメント株式会社様は、近年の業績拡大に伴い採用を強化。3年前から新卒採用を開始し、増員によるスペース不足への懸念などから、2020年12月に大手町プレイスイーストタワーへ移転した。

会社の成長に合わせ、より広いオフィスへ

移転プロジェクトチームの中心となって動いた運用企画部運用リスク管理グループ グループリーダー(兼 運用企画グループ 上席調査役)の長沼 忍氏は移転前の状況をこう語る。
「人数が増えて2フロアから3フロアに拡大して業務をしていましたが、縦移動の不便さやフロア間のコミュニケーション不足を感じており、今後を見据え、契約更新の時期に合わせて移転を検討することとなりました。」(長沼氏)
新オフィスについては、大手町エリアで1~2フロアのレイアウトが可能な物件を探した。
「金融機関は主に大手町~日本橋と、港区の一部に集中しているため、この2エリアを比較検討した結果、利便性を優先し、大手町エリアに決定しました。」(長沼氏)
さらに駅からの近さも条件に含め、より交通アクセス性の高いオフィスを希望した。いくつかの物件で検討を重ね、移転プロジェクトメンバーで投票を行った結果、大手町プレイスイーストタワーを選択した。

執務スペースにつながるリフレッシュスペース。コーヒー休憩や打ち合わせなど、様々な用途で使用できる。

部門横断の若手チームの発足

移転にあたっては、若手によるオフィス移転プロジェクトチームをつくり、大きな裁量を持たせた。「経営陣から『これから長期にわたって働くことになるであろう若手に、率先してアイデアを出してほしい』という提案があり、メンバーが公募されました。基本的には参加メンバーの意見でプロジェクトを進行させました。」(長沼氏)
各部署の意見を取り入れるべく、社内の大部分の部署をカバーするメンバーが集められ、議論が進められた。それぞれ本業が多忙であったため、オフィスについて勉強する時間がない状態だったが、三菱地所リアルによる情報提供で専門的な知識を得ることができた。
こういった営業担当の対応や実績を評価し、三菱地所リアルにオフィス仲介を依頼した。「三菱地所リアルさんにはオフィス移転についてのセミナーを当社内で開催していただくなど、大変助けられました。」(長沼氏)

1フロアにしたことで、見通しもよく社員同士がお互いを把握しやすくなった。

社内コミュニケーションを活性化させる仕掛け

移転プロジェクトチームの議論は、「どんなオフィスにしたいか」ではなく「どう働きたいか」から始まった。「話し合いのなかで、違う部署の人がどういう仕事をしているか分からない、仕事を一緒にしない人との交流がほとんどないという共通意見がありました。」(長沼氏)
同社は2010年に合併を経ており、社員の年齢やバックグラウンドが様々。円滑なコミュニケーションができる環境とすることで、より働きやすいオフィスになるのではと考えた。

移転プロジェクトチームのメンバー。社内の7~8割の部署をカバーする若手が集まった。

新オフィスは1フロアとなり、交流のしやすさが改善された。さらにオフィスには、様々な「コミュニケーションを発生させる仕掛け」が散りばめられている。
以前は独立していたリフレッシュスペースを執務スペースの中に配置し、コーヒーメーカー・お菓子コーナーを設置。休憩の際に自然と会話が始まり、リラックスした会話からアイデアが生まれることを狙っている。
執務スペースには、各役員席横の打ち合わせテーブル、予約の要らない1on1ミーティングスペースやファミレス席など、様々なミーティングスペースを用意し、気軽に打ち合わせができる環境とした。

役員席に隣接して設置された打ち合わせテーブル。気軽に相談できる場として活用されている。

ファミレス席も用意。眺望も良く気分を変えて作業や打ち合わせができる。

Web会議などにも対応可能な1on1ミーティングスペース。

開放的なライブラリーエリア。調べものや作業のほか、カウンターで立ち話もしやすい。

社内の各所にグリーンが配置され、明るい雰囲気を生み出している。

これらは想像以上に社員に活用されており、効果も見え始めていると総務部総務人事グループ グループリーダーの吉野 泰洋氏は話す。
「当初の狙い通り偶発的な会話が増え、風通しが良くなったのではないかと感じています。旧オフィスの予約が必要な会議室に比べ、気軽に打ち合わせができる場所が増え、業務の効率も上がっているのではないでしょうか。」(吉野氏)
また社員の希望もありグリーンを多く取り入れた。リラックスできる空間や明るい雰囲気づくりに一役買っている。

将来を見据え、自由な働き方に対応できる場に

もう一つ、将来を見据え、働き方の自由度を上げたいという大きなテーマがあった。
現在は各自の席が定められているが、「将来的にはABW、フリーアドレスのような席にとらわれない自由な働き方が広まる可能性も見据え、固定電話・デスクトップPCの見直しを行いました。PHS・ノートPCの導入を進めましたが、どこでも使えるようにするにはITインフラの整備も必要です。IT推進部には接続環境やモニター、プロジェクターの設置など尽力してもらい、様々な場所でPCを開いて作業や打合せができるようになりました。」(長沼氏)
これらの取り組みにより、大幅なペーパーレス化につながっている。IT推進部システム・エンジニアの石田 麻美氏も「自分自身も、打ち合わせの際に資料を出力して準備するという手間がなくなり、効率的になったと感じています。」と話す。
今後も新オフィスについて、自由な働き方を見据え、どの場所でどんな使い方ができるかをチームで発信していく予定だ。
「弾力的な働き方を進めていく、という会社としての意思表示と映ればいいですね。社内の働き方に対する固定概念を変えていきたいです。」(長沼氏)

周辺エリアを一望できるガラス張りの会議室。

イメージ向上で自社のブランド強化につなげる

大手町プレイスイーストタワーに移転を決定したのは、会社のブランドを高めたいという理由もあったという。新オフィスの社内外の反応はどうだったのだろうか。
吉野氏は「応接エリアが明るくなり、好印象を持って下さるお客様が多いです。」と語る。
採用活動においても、新しいオフィスは有効なようだ。
「オフィスの開放感、執務スペースなど、応募者が感じる印象がかなり良くなった実感があります。中途採用者にはほかの会社との差別化、新卒には先端的な会社として映るのではないでしょうか。こういったイメージを広げていくことでブランディングにつながるかと思います。」(吉野氏)

受付エリア。

接客スペース部分に設置された名刺交換などに使用できるカウンター。社外の人とのコミュニケーションの場もシチュエーションに応じて様々に用意されている。

社員からも「ビジネスエリアの中心で働いている感じで、気持ちが高まる」など好意的な反応があがっているようだ。
最後に、長沼氏はこう語った。
「今後業績拡大となり、さらに面積拡張を要するようなことがあれば、再度三菱地所リアルさんにご相談したいと思っています。」
新オフィスがより一層活用されることで、働きやすさの向上、ブランディング強化につながり、益々の発展が期待される。

※ABW(Activity Based Working):アクティビティー・ベースド・ワーキング。仕事の内容に合わせて場所を自由に選択できる働き方。


明治安田アセットマネジメント株式会社

総務部 総務人事グループ
グループリーダー

吉野 泰洋


明治安田アセットマネジメント株式会社

運用企画部 運用リスク管理グループ
グループリーダー

長沼 忍


明治安田アセットマネジメント株式会社

IT推進部
システム・エンジニア

石田 麻美

明治安田アセットマネジメント

2010年にMDAMアセットマネジメントと安田投信投資顧問が合併し設立した、明治安田生命グループの中核の資産運用会社。
「お客さまに最も信頼され、満足いただける資産運用会社を目指す」という理念のもと、「お客さま本位の業務運営方針」を策定。
高いクオリティの資産運用サービス・商品を数多く提供している。

大手町プレイスイーストタワー

大手町プレイスイーストタワー

所在地: 東京都千代田区大手町2丁目3-2
規模・構造: 地上32階/地下3階
鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリ―ト造、鉄筋コンクリート造
延床面積: 約152,000m²(約45,980.00坪)
交通: 東京メトロ丸ノ内線、東西線、半蔵門線、千代田線、都営三田線「大手町駅」A5出口徒歩1分
JR線、東京メトロ丸ノ内線「東京駅」徒歩7分
JR線、東京メトロ銀座線「神田駅」徒歩7分

※本事例の内容は公開当時のものです。