不動産買取

中古住宅の買取価格を高くするコツは?買取相場に影響する項目や買取の流れを解説

中古住宅の買取価格を高くするコツは?買取相場に影響する項目や買取の流れを解説

中古住宅の買取は、仲介と比較して手間なく短期間で現金化できるのが魅力です。
この記事では、中古住宅の買取相場に影響を与える項目や、少しでも高く買い取ってもらうコツをご紹介します。高く買い取ってくれる業者の見つけ方や買取の流れも解説しますので、中古住宅の買取をご検討中の方はぜひご参考にしてみてください。

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中古住宅の買取とは?


中古住宅の買取とは、不動産会社などに買主となってもらい、直接買い取ってもらう方法です。

通常、中古住宅を売るときには、不動産会社に仲介を依頼して個人の買主を探し売却するため、3カ月から半年ほどの時間がかかります。一方、買取ではその時間と手間が不要になるため、1カ月程度で売却できることが多いです。また、早ければ1週間というケースもあります。このスピードが買取の最大のメリットです。

また買取相場は、仲介による売却と比較して低くなる傾向がありますが、高くなるケースもあります。

それでは高く買い取ってもらうためには、どのような方法があるのでしょうか?

中古住宅の買取価格に影響する項目

高く買い取ってもらうコツを知る前に、まずは買取価格に影響する項目を確認しましょう。

立地やアクセス

中古住宅の買取価格にもっとも大きな影響を与えるのは、立地やアクセスです。
人気エリアや駅近の中古住宅は購入したいと考える人が多いため、買取価格に好影響を与えます。当然ですが需要が高く供給が少ないほど高く売れます。

築年数

中古住宅の買取価格は、築年数にも影響されます。

一般的に住宅は新築時が高く、築年数が古くなるほど価格が下がっていく傾向があります。買い手もできるだけ築浅で状態がいい物件を購入したいと考えるため、築古だと価格が下がるほか成約率も低くなりがちです。

ただし都市部においては、築年数の古さよりも立地やアクセスの良さが重視される傾向があります。築年数が古いからといって、必ずしも買取価格が安くなるわけではありません。

劣化状態

買取においては、リフォームやリノベーションをしてから再販するケースが多く、内装の汚れや劣化は買取価格にそこまで大きな影響は与えません。

一方、骨組みや基礎、屋根、外壁などの状態が悪いと、価格は下がる傾向があります。マンションにおいては共用部分であるため個人ではどうしようもなく気にする必要はありませんが、戸建てではリフォームの範囲が広くなるため価格への影響は大きくなると考えておきましょう。

なお、何処がどの程度劣化しているのかは、売主では判断できないものです。「こんなボロボロで大丈夫かな」と思っても、まずは査定してもらいましょう。素人目にはボロボロでも、プロが査定すると、思っていたよりいい価格がつくことも少なくありません。

境界確定の有無

一戸建て住宅の土地の境界が確定していないと、買主が隣地の持ち主とトラブルになる恐れがあるため売却できません。そのため買い取った不動産会社は境界を確定する必要がありますが、隣地の所有者が多いとスムーズに進まない可能性もあります。

そのため隣地との境界が確定していない場合は、確定する費用がかかること、売却までに時間がかかることから価格は下がる傾向があります。

再販にかかる経費

不動産会社は、買い取った中古住宅をリフォームやリノベーションして再販します。そのため買取価格は、あらかじめ修繕にかかる費用を見込んで決められるのが通常です。

状態がよければリフォームなどにかけるコストが安くてすむので買取価格は高くなります。また買取再販が得意な会社であるかどうかも、買取価格を左右します。

中古住宅の買取価格をできるだけ高くするコツ


ここからは、中古住宅の買取価格をできるだけ高くするコツをご紹介します。

複数の業者の見積もりを取る

中古住宅の買取でもっとも重要なのは、複数社の見積もりを取って比較することです。

仲介による売却では、出される査定価格で必ずしも売れるとは限りません。なかなか売れなければ売り出し価格を下げなければならなかったり、買い手から値下げ交渉されたりすることも。そのため査定価格が高い会社を選ぶより、営業力や販売力が高い会社に依頼するほうが、結果的に高く売れることもあります。

一方、買取は仲介と異なり、査定価格=売却価格となるため、基本的には査定価格がもっとも高い会社を選びます。そのためできるだけ高く売りたい場合は、複数社に買取査定を依頼して、価格を比較する必要があるのです。

買取が得意な業者を選ぶ

買取が得意な業者を選ぶことは非常に重要です。
早く高く売れる見込みがある会社のほうが、高値で買い取ってもらえる可能性があるのです。
しかし、そのような買取業者を見抜くことは簡単ではありません。
おすすめはマッチングサービスです。

三菱地所グループが運営しているタクシエの買取業者のマッチングサービスは、厳選された大手不動産会社のうち同じエリアの買取実績の多い3社が、3日以内に買取価格を提示します。1カ月程度で買取可能です。
会員登録は無料ですので、是非ご利用ください。

査定前にハウスクリーニングやリフォームはおこなわない

中古住宅の掃除が行き届いていなかったり壁紙がボロボロになっていたりすると、「ハウスクリーニングやリフォームしたほうが高く買い取ってもらえるのでは」と考えてしまいがちです。

しかし内装の印象が買い手の購買意欲を左右する仲介とは異なり、リフォームしての再販が前提とされる買取では、表面的なきれいさは査定価格に影響しません。

かけた費用がムダになってしまうので、査定前のハウスクリーニングやリフォームはおこなわないのが無難です。

オプション料金なども含めて比較する

中古住宅のなかに残っている残置物の撤去などは、オプション料金となっているケースがほとんどです。費用感は不動産会社によって違うため、追加料金を差し引いた結果、買取価格が逆転する可能性があります。

買取価格は、オプション料金を差し引いた最終的な価格で比較することも大切です。

買取業者の見つけ方

買取業者は多くはない

多くの人はすべての不動産会社が買取をしていると思いがちですが、実際にはそうではありません。

買取するには、売主に支払う買取代金のほか、リフォームやリノベーションにかかる費用や売れるまでの維持費(固定資産税・都市計画税、管理費・修繕積立金など)の負担が必要となります。資金力がある会社でなければ対応できないことが、買取業者が多くない理由です。

他社買取は仲介手数料がかかる点に注意する

なお直接買取しない仲介専門の会社が、買取を希望する売主を買取業者に紹介することもあります。その場合、売主は、仲介に入った不動産会社に手数料を支払わなければなりません。

ただし仲介手数料を払っても、他社より高く買い取ってもらえるのであれば問題はないでしょう。

買取業者を探すなら買取サービスの利用がおすすめ

前述の通り、買取業者をピンポイントで探すなら、マッチングサービスを利用するのがおすすめです。

三菱地所グループのタクシエなら、物件があるエリアで買取実績が豊富な3社から、見積もりが出されます。自分で会社を調べたり実績を調べたりする手間がなく、3日以内に見積もりが届くので、急ぎの売却でも迅速に進められるのがメリットです。ぜひご利用ください。

中古住宅を不動産会社に買取してもらう流れ

中古住宅を不動産会社に買い取りしてもらうときには、以下のように進めるのが一般的です。

各ステップの内容を、順番に確認しましょう。

STEP1. 中古住宅の状況を確認する

不動産は、登記している名義人しか売却できません。そのためまずは、買取を検討している中古住宅の名義を登記簿などで確認します。不明な場合は、買取査定を受ける不動産会社に依頼すると代わりに調べてもらえます。あわせて境界が確定しているかもチェックしましょう。

また物件に住宅ローンが残っている場合、抵当権※を抹消するために住宅ローンを完済しなければなりません。売却額で完済可能か調べるために、毎年銀行から送られてくる残高報告書などで住宅ローンの残債も調べておきましょう。

※万一住宅ローンの返済が滞った場合に備え、金融機関が担保とする権利のこと。

STEP2. 買取査定を受ける不動産会社を探す

物件の状況を調べるのとあわせ、買取査定を受ける不動産会社を探します。買取に対応している不動産会社は多くないため、自分で調べるよりは買取紹介サービスを利用するのがおすすめです。

なお買取サービスを利用しても、都会では多くの会社が提示され、そのなかから自分で比較して選ぶ手間が生じがちです。そのためタクシエのように、物件があるエリアで実績豊富な会社が自動でピックアップされ、見積もりが取れるサービスを選ぶと効率的です。

STEP3. 買取査定を受け買取価格を比較する

買取の査定価格は、買取後どのように再販するかなどにより業者によって異なります。仲介による売却と異なり、買取においては査定価格=売却価格となるため、もっとも高い価格を提示した会社に依頼するのが一般的です。

そのため高値での買取を希望するなら、複数社に査定を依頼して比較することが重要です。なお残置物の処分を依頼したい、引渡日を調整したいなど希望がある場合には、査定を依頼する時点で伝えましょう。

STEP4. 売買契約を締結する

買取価格に納得したら、不動産会社と売買契約を締結します。売買契約書の内容をよく確認し、すべてに納得したうえで捺印しましょう。

売買契約締結時には、不動産会社から買取価格の5〜10%程度の手付金を受け取ります。不動産会社によっては、売買契約締結と同時に決済まで進める場合もあります。

STEP5. 決済・引き渡しをおこなう

決済日には、不動産会社から残金を受け取ります。仲介による売却では、売買契約締結から決済・引き渡しまでに1カ月ほど猶予があるため、それまでに引っ越しを済ませるのが一般的です。

一方買取は、売買契約締結から決済まで短期間で進むケースが少なくありません。そのためとくに住みながらの売却の場合、引っ越しは決済後、不動産会社とあらかじめ取り決めた日となるケースもあります。

中古住宅の買取でよくある質問


ここでは不動産買取についてよくある質問とその回答をご紹介します。

買取にかかる期間はどれくらい?

買取にかかる期間は、1カ月程度を目安としてください。最短で1週間というケースもあります。買取サービスのタクシエでは、査定申込から3日以内に査定価格を提示するとお約束しています。急ぎ売却を希望している場合は迅速に進めることができますので、利用をご検討ください。

仲介による売却とはどう違うの?

仲介は、不動産会社に依頼して個人の買主を探すので、売却まで3〜6カ月と長い時間がかかるのが一般的です。仲介が発生するため、不動産会社への仲介手数料の支払いも必要です。

住宅ローンが残っていても買取してもらえる?

買取にかかわらず、不動産を売却するときには住宅ローンを一括返済し、抵当権を抹消する必要があります。

買取金額が住宅ローン残債を上回る、もしくは不足分を手持ち資金で補える場合は問題ありませんが、そうでなければ買取ってもらうのは難しくなります。不動産会社に相談してみることをおすすめします。

買取してもらう家の荷物は処分が必要?

相続した家で両親の遺物が残っているなど、買取を希望する家に荷物がある場合、多くの業者は処分対応してくれます。

ただし処分にかかる費用はオプションとなり、買取金額から差し引かれるのが一般的です。処分にかかる費用は業者によって異なるため、査定時にあわせて見積もってもらい、差し引いたうえで買取価格を比較しましょう。

買取ってもらった家に不具合が出たらどうなるの?

買取においては、取引後に不具合が出ても、不動産会社から責任を追及されることはありません。買取では、一般的な売買で売主が買主に対して負う「契約不適合責任(契約書どおりのものを買主に引き渡す、売主が買主に対して負う責任のこと)」が免責されるためです。

状態の悪い中古住宅であっても「売却後に修繕を迫られるのでは」と心配する必要がないことも、買取のメリットです。

まとめ


価格が低くなる傾向がある買取では、買取が得意な複数社の査定を受け比較することがもっとも重要です。とはいえ数ある不動産会社のなかから、買取が得意な会社を探すのは簡単ではありません。

そのようなときには、マッチングサービスを利用すると効率的です。たとえば 三菱地所グループが運営しているタクシエの買取サービスでは、物件があるエリアで買取実績が豊富な3社の査定を受けられます。査定額は3日以内に提示されるので、スピーディに売却まで進められるのもメリットです。会員登録は無料ですので、どうぞお気軽にご利用ください。

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