“まず相談してみよう”と思っていただける存在を目指しています

ワウハウス株式会社
濱浪 勇大様

H様からのお問い合わせ内容を拝見した際、「ご売却希望時期や売却理由」の記載がありませんでした。メッセージでのやり取りでは、お客様の詳しいご事情やお気持ちを十分に汲み取ることが難しいため、まずはH様のお考えを直接お伺いすべく、すぐにお電話をさせていただきました。
実際にお話しをお伺いすると、H様はご自身の意見をしっかりとお持ちで、売却への強いご意思と熱意が伝わってきました。そうしたH様のお気持ちにお応えするため、スピード感を重視して直ちに査定活動に移行いたしました。
また、幸いなことにH様の土地と私の居住地は徒歩圏内にあり、周辺環境については熟知しております。この地域への理解により、H様にご満足いただける査定額をご提示できる自信がありました。

弊社は戸建分譲を手掛ける会社ですので、仕入れ判断では現地確認を欠かしません。敷地の実測、接道状況、何棟建てられるかなどを一つひとつ確認し、机上の情報では分からない点を洗い出しました。現場を自分の目で見て判断したことが、その後のご提案の精度とスピードにつながったと思います。

遠方のお客様との取引では、特に「不安をどう取り除くか」を大切にしています。契約書の案は事前に共有し、さらに売主様ご自身が知人の不動産会社にも確認されたことで、安心感を持っていただけたようです。決済では、相続税対策でついていた抵当権の抹消や金融機関とのやり取りについても、一つひとつ噛み砕いてご説明しました。なぜこの書類が必要なのか、どこに何を記入すればいいのか——専門用語を避けて、できるだけシンプルにご説明したことで、納得して最後までお任せいただけたのではないかと思います。

今回改めて感じたのは、タクシエというサービスの「信頼性」です。お客様も三菱地所リアルエステートが運営しているサービスということを理解したうえで、最初から高い信頼を寄せていただけました。その安心感があったからこそ、私たちがご提示した条件やご説明にも真剣に耳を傾けていただけたのだと思います。

また、売却にあたっては、売主様の“本気度”も大切です。今回はお電話で直接お話しすることで、その熱量を感じ取ることができました。私自身は、こうした温度感をできるだけ早く確認し、その思いに応えられるよう信頼関係を築きながら最適なご提案に最短距離でたどり着くことを意識しています。

そして、たとえ取引に至らなかったとしても、困ったときには「まず濱浪に相談しよう」と思っていただける存在でありたいと思います。小さなご相談からでも気軽に声をかけていただけるよう、これからも一人ひとりのお客様に丁寧に向き合っていきます。