都心へ好アクセスのベッドタウン川崎市多摩区・麻生区。暮らしやすさと利便性で注目度上昇中

今回、お話を伺ったエージェント

株式会社groove agent 岡崎 大地(おかざき だいち)さん

  • 住み替えに強い
  • 相続案件も得意
  • 仲介実績200件以上
  • 買取実績50件以上

新卒で大手不動産会社へ入社。土地・戸建てマンション・一棟アパートなどの個人向け売買に従事した後、ワンストップリノベーションを強みとする株式会社groove agentへ。
「大人を自由にする」という社のコンセプトのもと、無理な営業はせず、お客様が買いたいと思う物件を仲介することがポリシー。お客様に合わせた柔軟な対応を強みとし、現在は売却支援業務に専念されています。

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南北に伸びる川崎市の北部に位置する、多摩区・麻生区。多摩川沿いに広がる多摩区に対し、麻生区は起伏に富んだ地形が特徴です。
小田急沿線でもある2つの区には、再開発が進む登戸・向ヶ丘遊園や、ニュータウンとして発展した新百合ヶ丘など注目度の高い駅があります。特にここ数年の在宅勤務の広がり・都心部の不動産相場上昇を受けて、「都心に隣接する郊外ベッドタウン」として若い世代の流入も進んでいます。
今回は多摩区・麻生区で個人向け不動産売買に携わってきた株式会社groove agentの岡崎さんに、エリアの特色や展望をお聞きしました。

川崎市は東京・横浜に挟まれる立地や利便性の高さから居住者が増加している自治体ですが、その中で今回は多摩区・麻生区について深く知りたいと思います。それぞれの区の特徴を教えてください。

川崎市は、商工業が栄える南部の大都市・川崎駅周辺、近年タワーマンションが多数建設された武蔵小杉など注目エリアを多数抱えています。多摩区・麻生区は市の北部に位置するベッドタウンです。

共通の特徴として、古くからの住宅街で自然豊かな住環境であること。同時に、新宿駅まで30分程度と都心へのアクセスが良い点があります。都内と比べ戸建ても多く、マンションとの比率は半々程度でしょうか。

2つの区は東西に隣り合った位置にありますが、多摩区は単身世帯やDINKS向け、麻生区はファミリー向けの物件が多いです。

多摩区はその名の通り、多摩川に面した区です。小田急線・南武線が交差する登戸駅を中心に発展しています。登戸駅は再開発によって、大型マンションや商業施設の建設ラッシュが起きています。また、JR・小田急の2路線が利用でき、2018年からは小田急線快速急行が止まるようになったので、ますます便利になりました。隣駅の向ヶ丘遊園も駅周辺の商店・飲食店が充実しています。
一方で多摩区のマンションは、ファミリー世帯には手狭な傾向があります。新築マンションは70平米程度が主流で、中古も同様にコンパクトなものが多い印象です。

麻生区の代表的な駅は新百合ヶ丘です。学校や文化施設が多くあり、落ち着いた環境なので子育て世帯に人気があります。駅前ではマルシェが定期開催されるなど麻生区の中ではもっともにぎやかなエリアです。登戸に比べるとお店の数や利便性は劣るものの、落ち着いて生活したい方には適した規模感だと思います。
100平米を超える物件も多いので、広さを求める場合は選択肢が多くなります。

多摩区・麻生区の物件は、エリアの指名買いもあるのでしょうか。

ピンポイントで探す方はいらっしゃいます。
都心からの距離と住環境のバランス、教育環境に魅力を感じる方が多いですね。
特にここ数年はコロナ禍によりリモートワークが増えた関係で、「多少通勤時間がかかっても住環境重視」という方が増えました。

一方で、広く都内近郊で物件を探した上で、このエリアを選択される方もいます。
特に23区に比べて価格が手ごろな点が強みです。より広い家に安い価格で住むことができたり、同条件でも1000万〜2000万円の価格差が出る場合もあります。
当社はリノベーションを強みとしていますので築年数の経過したマンションを探す方が多く、その中でも200〜300世帯規模の大型マンションは需要が高いです。

多摩区・麻生区エリアで不動産を売却する際に、知っておくべき注意点はありますか?

多摩区でネックになるのは多摩川に面している点です。低地ですので、ハザードマップが真っ赤なんですね。ただ、歴史を調べると南武線沿線、登戸周辺が浸水した記録はありません。
お客様にも説明して納得される方もいらっしゃいますが、もちろん心理的に抵抗を感じる方は購入を避けます。

逆に、麻生区の場合は山側になり、読売ランド前駅や百合ヶ丘駅など線路が住宅街より低い位置にあるため、坂が多い傾向にあります。アップダウンを嫌う方からは敬遠される傾向があります。また電車が各駅停車しか止まらない駅は、人気としては落ちてしまいますね。

ただ、どのような物件にも一長一短はあるものです。ネガティブな部分の対策はしつつも、良い部分を選んでもらえるような売り出し方が重要になります。

このエリアでのお取引で、印象に残ったエピソードはありますか?

坂の上という立地がネックとなり売却に難航していた物件を、小さいお子さんのいるファミリーに仲介したことがあります。予算の都合があり買主様も物件探しに苦労されていたのですが、この物件を購入された後、「子どもがのびのび暮らしている」と嬉しいご連絡をいただきました。

最近の事例として、同僚のお客様が希望されている条件が、私が担当している売り物件の特徴とぴったり合致し成約したケースがあります。
当社ではお客様からのニーズや状況を担当者以外も確認できる仕組みを取っているためにできた動きです。

不動産は唯一無二なので、物件と買手のマッチングが重要だと実感しています。

多摩区・麻生区では地場の不動産会社も多いかと思いますが、そのような不動産会社が売却に強い、ということはありますか?

一般論になってしまいますが、地場の地域密着型の不動産会社はエリア内の集客が強い傾向があります。

しかし、最近ではネット集客が主流です。お客様も遠方からネットで情報を検索し、内見にいらっしゃることも多いので、広範囲に集客できる方が売却確率は上がるのではないかと思います。

所有物件にあった売却方法を提案し、動いてくれる不動産会社・仲介担当者を選ぶことが、満足できる売却につながるのではないでしょうか。

最後に、多摩区・麻生区エリアの展望を教えてください。

エリアとしては高齢化が進んでいるものの、同時に単身・子育て世代の流入が増え続けており活気があります。再開発や横浜市営地下鉄延伸の計画もあるため、ますます便利になっていくでしょう。

リノベーションを手掛ける弊社の目線では、住宅街として歴史があるため築年数の経ったマンションが多く、これから魅力的な物件が出てくるのではないかと期待しています。

ワークスタイルの変化もあり、近郊エリアに目を向ける人が増えてきました。大都市に近い、ほどよい距離の郊外として多摩区・麻生区の注目度が上がっていくのではないでしょうか。

本日はありがとうございました。

【岡崎大地さんの担当エリア】
横浜市、川崎市、相模原市、 鎌倉市、 藤沢市、 茅ヶ崎市(仲介)
千代田区, 港区, 文京区, 墨田区, 品川区, 大田区, 渋谷区, 杉並区, 北区, 板橋区, 足立区, 江戸川区, 立川市, 三鷹市, 調布市, 小金井市, 国分寺市, 狛江市, 東久留米市, 稲城市, 日野市, 横浜市、川崎市、相模原市、藤沢市, 横須賀市, 三浦郡葉山町, 海老名市(買取)

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