2023.10.25|東京都・マンション売却
マンションの買取査定を一括でしてもらえる便利なマッチングサービスを利用してみた
インフルエンサーに不動産エージェントマッチングサービス”TAQSIE(タクシエ)”を活用して家を売る体験をしていただくこちらの企画。新しく始まったTAQSIE(タクシエ)のスピード売却コースを実際に体験をしてもらうのは、マンションアナリストのらえもんさん。実際にプラットフォーム上で機能を試してもらった上で、サービスの感想を書いてもらいました!
はじめに
みなさんこんにちは!マンションアナリストとして活動しているブロガーのらえもんです。普段は私が住んでいる、東京湾岸エリアのマンション情報を中心に、マンションのことについて発信しています。
マンションを複数回売買すると、「自分が持っている不動産の価格は、実際に契約するまでわからない。査定金額はあくまでも”査定”であって、いつ・いくらで・確実に売れるというのはありえない」ということが経験していくうちにわかってきます。
不動産ポータルサイトに並ぶ掲載価格はあくまでも売主側の希望金額で、いつまでにいくらで売れるのか、売却活動を開始してみるまでわからないのです。合意するまで金額が決定していないというのは、フリマアプリやインターネットオークションに近いでしょうか。
しかし、車の一括査定のように、買取業者がズバっといつ・いくらで買い取りますと言い切ってくれるサービスがあります。それがTAQSIE(タクシエ)の「スピード売却コース」で、自分の不動産を登録すると、3日以内に3社から買取金額を提示してもらえます。
いままで、ありそうでなかったサービスで、私も使ったことがなかったので、実際に手持ち物件で一括買取査定を体験してみました!
不動産一括買取査定って何がいいの?
TAQSIE(タクシエ)を使ってみる前に、一般的な不動産売買の手法である「仲介」と、今回体験予定のスピード売却が目指せる「買取」を比較して、メリット・デメリットを挙げてみます。
◎仲介
■メリット
・理論上、買取より高く売却できる
・自分が納得した価格から売却活動ができる
■デメリット
・取引成立するまで、どれくらいの期間がかかるかはわからない
・見学対応など、手間がかかる
◎買取
■メリット
・買取・仲介よりも短期間(〜1ヶ月以内)に売却できる
・価格交渉や見学対応など、わずらわしさがない
・仲介手数料がかからない
■デメリット
・理論上、仲介の取引金額に比べて買取金額は安い
ただ、これは一般的なメリット・デメリットであり、物件によっては買取のほうが最適解の場合も多いです。買取のメリットが際立つのは、取引数がとても多く、価格が透明化されている東京湾岸エリアのタワーマンションよりも、データがあまりない築古の物件かと思います。
実際に自分の物件を買取査定してみた
それではさっそく、TAQSIE(タクシエ)の「スピード売却コース」に私がいま実際に持っていて、人に定期借家(残存期間1年6ヶ月)で貸している、某タワーマンションの部屋を登録してみることにします。
登録すると、登録情報から近隣物件の買取実績が多い3社の担当者とマッチングして、3日以内に買取価格の提示があるとのこと!わくわくしながら待つことにしました。
※今回、プライベートな情報が多分に含まれるため、架空の人物と企業名に差し替えた上でやり取りを掲載しております。
そして次の日。
最初にご連絡をいただいたのが、石田さんです。
続いて、岩本さん。
最後に、小林さん。
事前に予想はしていましたが、やはりいま現在定借で人が住んでいる状態よりも、空室のほうが明らかに買取額が高くなりますね!
三社からの結果を見ますと、一番安い業者と高い業者で270万円の差がありました!仲介の査定価格と違って、即金で買ってくれる金額ですし、仲介手数料がかかりません。
さらにはこんな機能も
不動産売却プラットフォームTAQSIE(タクシエ)には、「AI査定機能」もついています。物件登録情報をもとに、周辺事例などからAIが売却の目安となる価格を提示してくれます!
AI査定
今回私が登録した物件のAI査定価格は6,980万円でした。東京湾岸エリアくらい事例数が多いと、AI査定の精度も高くて、ほぼ成約するだろう価格がズバっと出てきますね。
空室時買取査定価格:6,250万円
空室時AI査定価格(仲介):6,980万円
ですが、仲介手数料は最大236.94万円かかりますので、実質の差は493万円となりました。決して小さい差ではありませんが、不動産売却にかかるストレスや地域差・築年数における売却価格決定までの不透明さを考えると、買取側にメリットが大きい場合もあるでしょう。
またスピード売却コース、つまり買取査定結果に納得できない場合は、TAQSIE(タクシエ)のもう1つのコースである「じっくり売却コース」に切り替えることもできます。「じっくり売却コース」では、どういう売却戦略がいいのかを、不動産エージェント担当者とじっくりチャットで相談をしながら納得のいく売却を進めたい方向けのコースです。こちらもチャット上で気軽にやりとりができ、売却に向けての疑問や不安を解消することができます。
不動産売却にはぜひTAQSIE(タクシエ)を!
正直な感想を述べますと、今回の買取と仲介の差額でしたら私は買取ではなく仲介コースを選びます(笑)。ただ、入力した物件が買取に向かなかっただけで、たとえば、築古である私の実家を実際売るとなると、間違いなく買取コースの方が手間もかからず楽に進みます。
経験上、売却作業が終わった時に納得感のある不動産売却をするには、物件の属性にあった売却手法の選択と、担当者との相性がとても大事です。どちらにも偏らない、TAQSIE(タクシエ)というプラットフォームを使うのはおすすめです!
のらえもんのプロフィール
湾岸タワーマンション在住。2011年9月に「マンション購入を真剣に考えるブログ」を開始し、現在では複数のオンラインプラットフォームでブログ執筆や発信を行う。著書に「絶対に満足するマンション購入術 不動産のプロ達は大事なことを隠している」(廣済堂出版、20年3月)。宅建士とFP2級の資格も持つ。23年から肩書を「マンションブロガー」から「マンションアナリスト」に改称
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