リアルな現場キックオフ!お客様へのトータルソリューションの体現。

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三菱地所リアルエステートサービスのサポート事例を担当者の言葉と共にお伝えする、インタビューコンテンツ「リアルな現場」。 第1回の「リアルな現場」は田島穣社長へのインタビューです。三菱地所リアルエステートサービスがお客様に伝えたい事、そして「リアルな現場」を始めた意図について語ってもらいます。また、2018年5月に行われる本社移転。「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」へ移転する狙いと、そこに込めた戦略についても聞きました。
「リアルな現場」では今後2ヶ月に1度程度、当社の様々なセクションの担当者が登場します。どうぞブレイクタイムにお読み頂けると幸いでございます。

お客様にご覧頂きたい「リアルな現場」

 三菱地所リアルエステートサービスは、三菱地所グループの不動産サービス事業を担い、不動産の価値最大化や最適活用というお客様の課題解決に向けて様々なソリューションを提供しています。世界的潮流にある金融緩和と第4次産業革命とも呼ばれる経済的構造の大々的な変革に見舞われている中、企業の成長戦略を支えるパートナーとして私たちの役割もますます重大になっていくと確信しています。
 消費スタイルはモノからコトへとよく言われますが、まさに不動産にもあてはまり、これまで「効率」が求められた不動産が、現在は価値を付加した空間として不動産をとらえる時代です。単なる評価額ではなく、人々が生み出す価値までを含めて考える必要があります。
 我々が提供するソリューションは、不動産の売買仲介、オフィス移転仲介、賃貸オフィス・賃貸マンションの運営管理、不動産鑑定、パーキング事業と多岐に亘ります。ただ、当社の強みはこういった個々の機能ではなく、セクション毎のノウハウを併せた幅広いご提案をする事で、お客様に対して不動産のトータルサポートを実施できることだと考えております。我々は、不動産仲介会社でもなければ、オフィスビルの運営会社でもなく、法人様の不動産戦略のパートナー企業なのです。我々の業務にルーティンはなく、お客様毎に我々のサポートの方法は変わってくるのです。
 例えば、所有している不動産の有効活用を希望しているというお客様に対し、当社では、マーケット調査に基づき、賃貸マンション・賃貸オフィス・コインパーキング・倉庫・商業施設と、アセットを問わず幅広く提案が可能です。しかし、我々をお選び頂くメリットはそれだけではなく、もし客観的に見て、売却の方がベターな場合には併せて売却の提案を行い、もしお客様が多数の不動産を所有し、全体管理に悩んでいるのであれば、不動産の一元管理ツール「CRE@M」の提案を行います。前述の通り、お客様によって、私たちのサポートは全く異なるのです。
 サポートの種類の多さゆえに、少々当社の業務について、わかりづらい部分があるかもしれません。この「リアルな現場」では、当社の社員がお客様にどのようなサポートを行っているのかを、少しでも皆様にお伝えできればと思い、始まるコンテンツです。「リアルな現場」を通じ、社員の熱い想いや、実際の事例を通して当社の業務を身近に感じて頂く事で、ささいな事でも相談頂けるパートナーになれればと願う次第です。

本社移転への思いと社内改革

 そして当社は2018年5月7日より、「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」に本社を移転します。私たちは企業活動におけるオフィスに対して「オフィスは“コスト”ではなく、攻めの“投資”の対象である」という考えを持っています。現在、働き方改革のためのオフィス環境やワークスタイルの見直しが盛んに行われており、長時間労働や生産人口減による人材確保はオフィス環境整備を通じて解決すべき重要課題と考えられています。また、「ワークスタイル変革」や「社内活性化」は組織やチームのパフォーマンス向上だけでなく、ワークライフバランスやダイバーシティの実現にもつながると期待されています。しかし、オフィス移転が真に会社と社員が共に成長できる環境づくりのための投資となるためには、企業独自の戦略や風土に根ざした取り組みである必要があります。その点において、自社のオフィス移転は私たちの理念を体現する絶好の機会なのです。
 また、提供ソリューションのひとつであるオフィス移転仲介業務においては、良い物件をご提案し、効率的な移転を支えるだけでなく、移転そのものを企業革新の契機として価値の最大化を図ることが、今後ますます問われていくわけです。だからこそ、自らの移転を通じてお客様に最高の提案ができるように、まさに「実践コンサルティング」を行っているのです。
 私たちのオフィス移転が実現する改革は、「働く場所」「働く時間」「働く人」という3つがキーワードです。 まず、「働く場所」においてはワンフロアにすべてを集積することでスペースコストを削減し、社内のフリーアドレス化やモバイルワーク化など、ワークスタイルの変革や社員コミュニケ―ションの活発化を目指します。また、BEACON(位置情報システム)による社員の位置情報のデータを集積し、レイアウト最適化を実施します。「働く時間」については、RPA(RoboticProcessAutomation)を用いて単純作業の自動化やフレックスタイムを導入することで、生産性の向上と労働時間の短縮に取り組み、ワークライフバランスを実現していきます。そして、「働く人」の観点では、場所と時間の改革を通じて、社員一人ひとりの意識と行動改革を促し、さまざまな個性が輝ける働き方を可能にしていきたいと考えています。
 私たちは、場所・時間・人の3つの改革を、よりイノベーティブでオープンマインドなプロフェッショナル集団としての企業文化の強化につなげていきます。それは「お客さまの成功を一つひとつ、丁寧に積み重ねながら、確かな未来への架け橋をしっかりと築いていく」という当社の提供価値「Value Bridge」の精神の体現にも結びついていくと確信しています。

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