日本での投資拡大を企図する外資系不動産ファンドに向けた投資用不動産購入サポート

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ドイツに拠点をおく不動産ファンドの日本法人A社では、日本での積極投資を行う方針を明確に示したことを機に、賃貸レジデンスやオフィスを中心とした様々な投資用不動産の購入検討を進めていました。その中で、不動産ファンドへの不動産売買サポートを行っている当社より、市場に流通していない物件情報を紹介することで、ポートフォリオに組み入れる物件の購入をご支援することができました。

目次

日本への積極投資を目的とした物件探索

A社は、主に欧州圏における不動産アセットマネージャーとして既に大きな実績をあげており、近年ではアジア圏においても不動産運用の規模を拡大する最中にありました。安定的な収益が期待できる日本の不動産への投資スピードを加速させるという方針決定に伴い、投資用不動産の購入意欲もさらに高まっている状況でした。A社と当社とのお付き合いはそのタイミングからはじまり、定期的な情報交換や物件紹介を通じてコンディションをお伺いしていました。

水面下の物件情報の紹介と確かなマーケット情報のご提供

A社の投資クライテリアに合致する物件を探す中で、過去に当社が取引をお手伝いした取引先から「所有している賃貸マンションを売却したい」という相談がありました。その物件は駅からの距離や築年数などA社が希望する購入条件に近い物件であったため、複数の候補物件と併せてご紹介。当社のみが受託している水面下の物件情報だったこともありA社には興味を示していただけましたが、投資実績のないエリアであったためマーケットに関する情報が不足しており、本物件を購入する決め手に欠けていました。そこで当社は、物件周辺の取引事例などの情報を提供し、A社及びファンドへ投資する利害関係者の意思決定に必要な情報収集のサポートをすることで、不動産購入におけるハードルを取り除けるよう努めました。

不動産のプロであるファンドや投資家への専門性を活かした丁寧なサポート

結果として、不動産ファンドや機関投資家といった不動産投資のプロが抱える課題にも対応し、意思決定に必要なドキュメンテーション作業や決裁までのフローについても深く理解している当社専任部署のサポートを評価していただき、購入の流れとなりました。
当社では不動産証券化協会認定マスターの有資格者が91名(2023年1月時点)おり、金融知識も必要となる信託受益権のお取引についても安心してご相談いただけます。
当社の高い専門性を活かし、今後もA社の不動産購入・買換えサポートを行ってまいります。

POINT

  • 実績のないエリアでの投資判断に必要なマーケット情報の提供
  • 水面下で専任的に受託している物件の紹介

※本事例の内容は公開当時のものです。

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