自社ビル購入による拠点集約移転サポート

地元金融機関と連携した物件紹介

A社は、東京支店候補の探索に期限は定めていなかったものの、福岡県内の不動産業者や懇意先金融機関へ相談するも東京の物件情報が少なく、希望の立地や特性に即した物件情報にたどり着けない状況が続いていました。そんな中、地元金融機関の担当者より当社からの不動産情報を紹介されます。当社では地方銀行とのリレーションを築いており、日頃よりお客様や物件に関する情報交換を行っています。今回は金融機関担当者が顧客であったA社のニーズを伺う中で、当社が営業活動を行っていた物件がA社にとって希望条件に近い新規の情報であったことがわかり、すぐに当社九州支店の担当者と面談いただく流れとなりました。

物件情報の詳細な提案

物件所在地が遠方だとすぐに現地に赴き確認することが難しい場合があります。A社においても、本社が福岡の為東京の物件をすぐに見ることが難しく、検討に時間がかかる可能性がありました。そこで、当社の協力会社である内装会社に図面を提供し、詳細なレイアウトや室内パース作成を依頼、お客様との初回面談時に用意し、書面上でも具体的な物件イメージをお持ちいただけるようにしました。併せて、購入・所有時にかかるおおまかなコストをお伝えし、自社ビルとして使用する際のソフト面・ハード面のイメージを描く材料があったことで、安心してご検討いただくことができました。事前に詳細な情報がわかっていたことにより内覧の際はスムーズに進み、迅速な意思決定へと繋がりました。

三菱地所リアルエステートサービスの強み

現在はお取引が完了し、A社では東京での拠点集約を進めるべくリノベーション工事の着工に向けて調整中です。内装レイアウトやコスト計算についてのコンサルティングを含めたサポートにより、福岡に本社を置くA社の東京における拠点集約を目的とした事業用不動産の購入をご支援することができました。
三菱地所リアルエステートサービスでは、お客さまが物件を購入した後の未来を具体的なイメージとして掴んでいただくために、社内外の専門家と協力しながら、一歩踏み込んだ内容でお客さまにご提案できるよう準備を進めています。また、北海道から鹿児島まで9拠点を構え、全国に広がるネットワークを築いています。今後も、47都道府県に点在する営業所の集約移転ニーズに対し、引き続きサポートを行って参ります。

※本事例の内容は公開当時のものです。