上場企業の創業者。東京都内に自宅の他、賃貸マンション、コインパーキング、別荘など、複数の不動産を所有。
約4.3億円の相続税の対策を検討している。
(相続人:妻と子2人)
相続 財産 |
合計 | |||||
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現預金等 | 自宅 | 賃貸 マンション | コイン パーキング | 別荘 | ||
時価 | 10億円 | 4億円 | 10億円 | 4億円 | 2億円 | 30億円 |
相続税 評価額 | 10億円 | 1.3億円 | 6億円 | 0.7億円 | 2億円 | 20億円 |
① 建物の老朽化により、賃貸マンションの空室が増え、
修繕費などの維持コストがかかり、
収益性が年々落ちている。
② 別荘は使用頻度が少なく、維持コストが大きい。
また時価と相続税評価額に大きな乖離がない。
→収益性の低い不動産を処分して収益性の高い不動産に組み換えることを提案。
収益性の低い賃貸マンションと使用していない別荘を売却。
都心に約10億円の1棟マンションを買い換え。
都心区分マンションを2戸(各2億円)購入。
都内のコインパーキングにマンションを建築(建築費4億円を借入)。
相続資産の時価総額を下げずに、相続税を2.4億円軽減<図B>
相続 財産 |
合計 | ||||||
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現預金等 | 自宅 | 賃貸 マンション (都心) | 賃貸 マンション (都内) | 区分 マンション | 借入金 | ||
時価 | 6.3億円 | 4億円 | 10億円 | 10億円 | 4億円 | ▲4億円 | 30.3億円 |
相続税 評価額 | 6.3億円 | 1.3億円 | 3億円 | 3億円 | 0.6億円 | ▲4億円 | 10.2億円 |
※税理士法人平川会計パートナーズ監修