《 社員を知る1 》

ターンアラウンド
サポート業務担当

大久保 安洋

プロとして弁護士や税理士と共に
複数多岐にわたる取引をまとめあげる

瑕疵のある物件の売買をまとめる仕事

アドバイザリー一部は不動産の売買仲介の中でも、弁護士、税理士、金融機関、コンサル会社等から売却を依頼された物件を取り扱っています。具体的には、会社を整理するために不動産を売却するケースや、金融機関が債権を回収するために担保不動産を売却するケース等、いわゆる売主が瑕疵担保責任を負うことができない案件を担当することが多く、扱う物件は法人が保有する事務所や店舗、工場、土地等さまざまです。

弁護士や税理士は法律や税務のプロですが、不動産には詳しくありません。私たちは、彼らが手がける会社の整理や再建等のプロジェクトに、不動産の専門家として加わります。彼らからアドバイスを求められる場面等も多く、そのような時は、専門職である弁護士や税理士のように、私も確かにこの道のプロフェッショナルなのだと誇らしく感じます。またこうした業務の一方で、官報で破産情報を調べて不動産処理を希望される管財人弁護士等と接触して、不動産処分という観点から管財業務のサポートを行っております。

買い手はプロ中心。調整力が信頼を得る鍵に

仕事シーン

私のお客様は、弁護士、税理士、金融機関、コンサル会社といった物件の売り手側になりますが、取引の場面では、仲介者として中立の立場に立った調整力が問われます。

取扱う物件は、売主が不動産の瑕疵担保責任を負えないケースが多く、かつ規模も大きいため、買い手に名乗りを挙げるのは不動産のプロとなることが大半で す。ディベロッパーが購入して建売住宅を作ったり、建物を改修して再利用したりするケースが多くなります。そのような加工にかかる費用も勘案して、買い手は適正な価格を提示してくるので、それをいかに売り手に納得してもらうかが私たちの腕の見せ所です。管財人弁護士なら瑕疵担保責任等の観点から妥当性のある価格で、なるべく早く処分したいし、債権者である金融機関なら債権を多く回収するためになるべく高く売りたい。それぞれの意向や立場を踏まえて当事者を説得し、話をまとめていきます。

上手に調整して信頼を得れば、お客様が抱える他の物件も頼まれる等、次の案件につながり、長く続く関係が構築されていきます。

不動産や人生そのもののリスタートを支援

確かに複雑な権利関係等、瑕疵のある物件特有の難しさはあります。しかしこのような物件に挑み、不動産を流通させる私たちがいなければ、世の中は手放したくても手放せない物件だらけになってしまいます。例えば会社を整理しようにも、不動産が売れなければ負債は減らず、新たな事業や人生に踏み出せません。実際、とある会社の事務所ビルの売却のお手伝いをした時、当時は元気がなかった社長さんが、その後お会いしたら、事業は縮小したにもかかわらず、いきいきと仕事をされていたということもありました。

売却した物件もプロの手に渡って、第二の人生を歩みます。以前、債権交渉をしながら処分した空室の多い事務所ビルが、今はおしゃれなマンションに再生されたものもあります。そのような風景を見ると、やりがいと同時に自分の仕事は世の中の役に立っているという実感を持ちます。この仕事は、さまざまなリスタートを支援する仕事でもあるのです。

プロフィールカット

大久保 安洋 Profile
2008年入社。経済学部卒。実家は街の不動産屋。地元に密着して賃貸住宅の仲介等を手がける父の姿を見て、自然と不動産に興味を持つ。中でも売買をまとめあげる仲介の仕事に面白みを感じ、当社へ。学生時代からさまざまなスポーツに親しみ、今はフットサルに夢中。