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横浜で「みる」「つくる」「まなぶ」

横浜美術館を設計したのは、日本を代表する建築家のひとりである丹下健三(1913年~2005年)。石造りのシンメトリーな外観を持ち、左右180メートルのファサードの長い柱廊が印象的だ。センターの半円柱部分が入り口になっており、ここから入ると最初に目を奪われるのが、御影石を使った高さ約20メートルの広々とした吹き抜けのエントランスと左右約100メートルに広がる階段状の展示空間からなる、「グランドギャラリー」と呼ばれるダイナミックな空間だ。

この横浜美術館を象徴するスペースであるグランドギャラリーでは、巨大な作品を展示したり、多くの観覧者を迎えるコンサートなどのイベントやレセプションを開いている。グランドギャラリーを中心に建物の右半分が企画展を行う展示室3室とアトリエ、左半分がコレクション展が行われる、写真展示室を含む展示室4室と「美術情報センター」が配置されている。


グランドギャラリーは巨大な作品の展示空間としても使われる


開催中の企画展『BODY/PLAY/POLITICS』(~2016年12月14日(水))。作品はウダム・チャン・グエン《ヘビの尻尾》

このようにグランドギャラリーと展示室、アトリエ、美術情報センターがそれぞれ、横浜美術館の理念である「みる」「つくる」「まなぶ」を象徴している。

横浜美術館では、教育普及事業として、小学校6年生(12歳)までを対象とした「子どものアトリエ」、12歳以上を対象に年間を通じてさまざまなワークショップ(実技講座)を企画、開催する「市民のアトリエ」を運営しており、美術情報センターには、約11万冊の図書資料と約580タイトルの映像資料を所蔵しており、無料で閲覧できる。

この他、ギャラリートークをはじめ、コレクションに親しんでもらうためのさまざまなプログラムを展開している。現在開催中の「2016年度コレクション展 第2期」における「描かれた横浜」セクションは教育プロジェクトチームが手がけており、横浜ゆかりのアーティストを中心に各時代の作家たちがそれぞれの眼差しと手法で描き出した横浜の風景の作品を展示しており、横浜を意識したテーマでの展示となっている。

横浜美術館の左側には広場に面してミュージアムショップとカフェがある。ミュージアムショップにはコレクションをデザインしたオリジナルグッズや企画展関連グッズ、展覧会図録や美術関連の書籍のほか、ポストカードやステーショナリーなどのさまざまなアートグッズが揃っている。


真っ白なスペースにさまざまなアートグッズが揃ったミュージアムショップ


アーティストの安部泰輔さんが手作りした横浜トリエンナーレにちなんだマスコット「ヨコトリ」

ミュージアムショップと広場に面して並ぶ、「Café 小倉山」は自然光があふれる明るい空間で、展覧会の後のひとときをゆったり過ごせるカフェだ。このCafé 小倉山という名前の由来だが、横浜美術館コレクションの中でファン投票をおこなった際にもっとも人気の高かった、下村観山の屏風絵《小倉山》に由来している。この他、フレンチレストランのブラッスリー・ティーズ・ミュゼがある。


茂木ミユキさんは日本人には珍しい高周波とゆらぎを持つ「100万人に1人」の声質を持つ歌手。2002年「洪水」でメジャーデビュー。現在、都内を中心にライブ活動、ラジオ出演中。


美術鑑賞後のひとときにはスイーツがあう。Café 小倉山で一番人気のキャラメルパフェ